ドラゴンボールDAIMA
第10話 ウナバラ
12月16日(月)放送分
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」の劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」(朴性厚監督)の大ヒットを記念した舞台あいさつが2月12日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催され、乙骨憂太(おっこつ・ゆうた)役の緒方恵美さん、五条悟役の中村悠一さん、夏油傑(げとう・すぐる)役の櫻井孝宏さんら声優陣が登場した。コロナ禍ということもあり、劇場版の収録は最少人数で行われたといい、中村さんは「緒方さんと櫻井さんと一緒に収録できてよかった。刺激をいただいていました。スクリーンで見て、気付くこともありました。緒方さんの呼吸の演技がすごい。心を持っていかれる」と語った。
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緒方さんは、最少人数でも一緒に収録できたことについて「お芝居の掛け合いも変わってきます」と話し、中村さんは「一緒にやると息遣いもあって、気持ちが変わってきます。一人で収録していたとしたら、完成形が違ったと思います」とうなずいた。櫻井さんも「余計なことを考えずに没頭できました。空気感があったから表現できたことがありました」と話した。
舞台あいさつには、祈本里香役の花澤香菜さん、虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)役の榎木淳弥さんらも登壇した。
「呪術廻戦」は2018年から同誌で連載中。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。
劇場版は、「呪術廻戦」の前日譚(たん)にあたる原作コミックスの“0巻”の「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」が原作。2017年に「週刊少年ジャンプ」の増刊「ジャンプGIGA」(同)で全4話が掲載された。虎杖悠仁たちの1学年先輩の世代が登場するエピソードで、五条悟が、自身の死刑を望む高校生・乙骨憂太を都立呪術高専に転入させる。テレビアニメと同じくMAPPAが制作。2021年12月24日の公開から50日間で興行収入が約108億3000万円、観客動員数が約784万1000人を記録した。