カムカムエヴリバディ:平埜生成が朝ドラデビューへ 映画村社員の“榊原くん” ひなたにとって“信頼できる人物”

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で榊原誠を演じる平埜生成さん=NHK提供
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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で榊原誠を演じる平埜生成さん=NHK提供

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。2月14日から始まる第16週「1983」では、俳優の平埜生成さんが、映画村の社員・榊原誠役で登場し、朝ドラデビューを果たす。

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 ◇幼いころから親しんだ時代劇をこよなく愛す、実直な男

 榊原誠は、条映太秦映画村の職員。映画村のイベントやショーなどの企画運営をしている。幼いころから親しんだ時代劇をこよなく愛し、その世界で働いていることを誇りに思う実直な男。ひなた(川栄さん)にとっても信頼できる人物となる。

 平埜さんは出演発表の際、「初の朝ドラ出演に胸が躍っています」とコメント。また「ラジオが大好きなので、ラジオから始まるこの物語に勝手にシンパシーを感じていました」と明かし、「事前にお会いしたときに感じたスタッフチームの温かいまなざしに感動し、絶対にご一緒したいと思っていたので、とてもうれしいです。演じる仕事をしていますが、そもそも、お芝居を見ることが好きなんです。映画村職員・榊原くんには、そんな思いも込めて、自然体で楽しみたいと思います。よろしくお願いします!」と語っていた。

 ◇第16週「1983」あらすじ ひなたがミスコン出場 芝居の相手は?

 第16週では、将来どんな道に進むべきかに悩んでいた高校3年生のひなたは、通い慣れた条映太秦映画村で、「条映城のお姫様を探せ!」とうたわれたミスコン大会の開催を知らせるポスターを見つける。優勝者には賞金50万円が贈られ、映画デビューが約束されるという。「これだ!」と思ったひなたは、母・るい(深津さん)と父・ジョー(オダギリジョーさん)に相談し、応募の許しを得る。

 準備を進め、書類審査は通過。いよいよ迎えたコンテスト当日、緊張するひなただったが、芝居審査の相手役は、なんとあの回転焼きを買いに来た無愛想な男(本郷奏多さん)だった……というストーリー。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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