モデルや女優として活躍する桃月なしこさんが、2月2~6日にあうるすぽっと(東京都豊島区)で上演された人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」の舞台版に出演した。安城鳴子(あなる)を演じた桃月さんは「とにかく、あなるは人気のキャラクターなので、原作ファンの方に『こんなのあなるじゃない!』って思われないようにしたいなと思っていました」と思いを明かした。
桃月さんは「アニメを見て、動きだったりせりふの言い方、感情の出し方を勉強しました。とはいえ、舞台用にアニメとは違う言い回しや感情表現の仕方もありましたが。そして、マンガも読んで、表情を見ながらこの時どういう感情だったのかな?と考えたりしていました」とコメント。
自身が演じるあなるについて「見た目は派手だけど中身はオタク気質、というところだったり、ツンデレとまではいかないけど、照れくさい気持ちを隠そうとしてツンツンしちゃうところは自分と合っているなと思っていたので、そこら辺はすごくやりやすかったです」と語った。
舞台を終え「まずは誰も欠けることなく無事、千秋楽を迎えられたことにホッとしています。舞台の公演中止が相次いだり、コロナのニュースを見て、ちゃんと初日を迎えられるのか、千秋楽まで走りきれるのか、といった不安もありました。けいこ中は常にマスクを付けており、マスクを外して演技をすることがゲネプロが初めてだったので、表情一つ一つの作り方、相手の表情の感じ方もぶっつけ本番という形だったのですが、おかげで毎公演、学ぶことも多く、日々成長しているなと感じました。けいこ期間も短く2週間足らずだったので、終演までが本当に早くて、今は安どと共に寂しさも感じています」と話した。
「いつも応援ありがとうございます。皆さんの応援もあって、こうして久々の舞台、しかも『あの花』という名作に携わることができました。これからももっともっと皆さんにいい報告ができるよう頑張っていくので、これからも応援してもらえたらうれしいです」とファンにメッセージを送った。
「あの花」は、幼い頃に仲よしだった少年少女“超平和バスターズ”の葛藤を描いた。長井龍雪さんが監督を務め、岡田麿里さんが脚本、田中将賀さんがキャラクターデザイン、総作画監督を担当。2011年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された。劇場版アニメが2013年に公開され、2015年には実写ドラマ化もされた。
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