WOWOW:池井戸潤「シャイロックの子供たち」ドラマ化 2022年に放送・配信

「シャイロックの子供たち」池井戸潤(文春文庫刊)
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「シャイロックの子供たち」池井戸潤(文春文庫刊)

 2006年に発表された池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」(文春文庫)がWOWOWでドラマ化され、2022年に放送・配信されることが2月17日、明らかになった。「シャイロック」とは、シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する強欲な金貸しを指し、ドラマは、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを描く群像劇となる。

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 舞台となる東京第一銀行長原支店は、中小・零細企業が主な取引先の小さな店舗。出世街道を外れた課長代理・西木雅博をはじめ、家族を支える真面目な女性行員、エリートで策略家の支店長、業績のためにはパワハラも辞さない副支店長、業務課のエースなど、個性豊かで一癖ある行員たちがそれぞれの事情や葛藤を抱えながら働いている。

 ある日、同店で100万円の現金紛失事件が発生。女性行員が犯人として疑われるが、事件を追っていた課長代理・西木が突然、失踪してしまう……というストーリー。

 監督は鈴木浩介さん、脚本は前川洋一さんがそれぞれ務める。2人は「連続ドラマW アキラとあきら」(2017年)、「連続ドラマW 鉄の骨」(2020年)に続いて、再び池井戸さん作品でタッグを組む。キャストは今後発表される。

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