ポリゴン・ピクチュアズ:アニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」で自社開発ソフト全面導入 NPR表現に特化

レンダリングソフトウェア「PPixel」のイメージ(C)SSF/エスタブライフ製作委員会
1 / 6
レンダリングソフトウェア「PPixel」のイメージ(C)SSF/エスタブライフ製作委員会

 アニメ制作会社ポリゴン・ピクチュアズが、テレビアニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」で、自社開発のレンダリングソフトウェア「PPixel(ピクセル)」を初めて全面的に導入して、制作したことが明らかになった。「PPixel」は、独自性のあるルックやスタイル表現の実現を目的に、開発したソフトで、3DCGをセル画(手描き)アニメーションのように表現するセルルックCGスタイルをはじめとするNPR(ノンフォトリアリスティックレンダリング)表現に特化した。

ウナギノボリ

 「エスタブライフ グレイトエスケープ」では、同ソフトで全てのキャラクターとCG背景を作成した。従来のソフトでは難しかった手描きのように強弱をつけた線を表現でき、作業を効率化できたという。

 「エスタブライフ グレイトエスケープ」は、谷口悟朗監督が手がけるオリジナルプロジェクト「エスタブライフ」のテレビアニメ版。“魔改造”された東京が舞台のプロジェクトで、テレビアニメ、劇場版アニメ、スマートフォン向けゲームでメディアミックス展開する。テレビアニメは、新宿、上野、府中といった街がガラパゴス的な進化を遂げた“クラスタ”が無数に存在する世界で、人々を逃がすことをなりわいにする逃がし屋の活躍を描く。フジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で4月から放送される。

写真を見る全 6 枚

最新記事

    {%ジャンル記事リスト1%} {%ジャンル記事リスト2%} {%ジャンル記事リスト3%} {%ジャンル記事リスト4以降%}