カムカムエヴリバディ:音楽担当の金子隆博「ジョーを責めないで」 楽器が突然吹けなくなる経験から無職の錠一郎を擁護

オダギリジョーさん
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オダギリジョーさん

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で音楽を担当する「米米CLUB」の金子隆博さんが2月18日、朝の情報番組「あさイチ」(総合、月~金曜午前8時15分)にゲスト出演。42歳の時、「ジストニア」という病気でサックスが突然吹けなくなる経験をした金子さんは、ドラマの中で錠一郎(オダギリジョーさん)がトランペットを突然吹けなくなり、その後もずっと働いていないことを、「仕事をしていないジョーのことを責めないでください」と擁護した。

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 金子さんは、錠一郎について「むしゃくしゃして、るい(深津絵里さん)に当たったこともありましたね。僕はその気持ち分かります」と共感を寄せていた。

 「ジストニア」について、金子さんは「この言葉にたどりつくまで4年ぐらいかかりました」といい、症状は「(楽器を)口にくわえると、首が勝手に動いてしまうというか。吹くまでいかないというか。くわえられないんです。そうとしか説明のしようがないんです」と話した。

 番組では、同じ「米米CLUB」のダンサー、MINAKOこと妻の金子美奈子さんもVTRでコメントを寄せた。美奈子さんは、夫の病気について、「かわいそうというのはあったんですけれど、じゃあ次に何やる?って」と前向きにとらえ、「サックスを吹いていなかったらピアニストになりたかった」という夫に、「じゃあピアノ頑張ればいいじゃん」と励ましたことを明かした。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石萌音さんが祖母の安子役、深津さんが母のるい役、川栄李奈さんが娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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