1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回（2月13～20日）は、「ヤマトよ永遠（とわ）に REBEL（レベル）3199」の新情報が発表されたニュースや「テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編」の第10話が放送された話題などが注目された。

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　13日、吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作「テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編」の最終回となる第11話「何度生まれ変わっても」が、フジテレビ系で放送された。平均視聴率（世帯）は9.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録した。ラストでは、新作テレビアニメ「刀鍛冶の里編」が制作されることも発表され、話題になった。

　14日、庵野秀明監督が手がけた劇場版アニメ「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、映画「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」がコラボしたプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」が始動した。東宝、カラー、円谷プロダクション、東映の4社が、垣根を越えて立ち上げたプロジェクトで、イベントの開催、商品化などを予定しているという。前田真宏さんが手がけたビジュアル、出渕裕さんが手がけたエンブレムも公開された。

　14日、山本崇一朗さんの人気マンガが原作のアニメ「からかい上手の高木さん」の劇場版「劇場版『からかい上手の高木さん』」が、2022年初夏に公開されることが分かった。高木さんと西片の“からかい”の日々を描いたティザーCMもYouTubeで公開された。

　15日、「第16回 声優アワード」で、長年にわたり外画（日本以外の国で制作された映像作品）を含め多くのジャンルに貢献した声優に贈られる功労賞に池水通洋さん、麻上洋子（現・一龍斎春水）さんが選ばれたことが分かった。津久井教生さんが、子供たちの視点で選ばれたキッズ・ファミリー賞を受賞した。声優の魅力が最大限に発揮された作品に贈られるシナジー賞は、人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズが選ばれた。

　16日、人気アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル（ガンプラ）の投票企画「プレバンガンプラ総選挙2022」の「HG部門」のトップ10が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で発表され、「HGUC 1／144 イフリート・ナハト」が1位に輝いたことが分かった。

　17日、小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベル「黒の召喚士」がテレビアニメ化され、2022年に放送されることが分かった。「ヲタクに恋は難しい」などの平池芳正さんが監督を務め、シリーズ構成も担当。サテライトが制作する。内山昂輝さんが戦闘狂のケルヴィン、石見舞菜香さんがエルフの戦闘メイドのエフィル、上田麗奈さんが転生をつかさどる女神メルフィーナをそれぞれ演じる。

　18日、フランス、韓国、日本が共同制作したアニメ「ミラキュラス レディバグ＆シャノワール」が、テレビ東京系で4月2日から毎週土曜午前7時半に放送されることが分かった。同作は、2018年にディズニー・チャンネルで放送されたほか、2020年にBS11でも放送されたが、地上波で放送されるのは初めて。

　18日、電撃文庫（KADOKAWA）のライトノベルが原作のテレビアニメ「ロウきゅーぶ！」の放送10周年を記念して初のASMR作品「ロウきゅーぶ！ ～春に舞う小学生最後の汗。香椎愛莉にないしょの特訓ASMR～【CV：日高里菜】」が、ウェブサイト「DLsite」で配信をスタートした。原作のライトノベルを手がけた蒼山サグさんがシナリオ、てぃんくるさんがイラストを担当し、引っ込み思案な小学生・香椎愛莉とバスケの特訓をするというシチュエーションを主人公・長谷川昴の視点で楽しめる。アニメと同じく日高里菜さんが愛莉を演じる。

　19日、人気アニメ「ガンダム」シリーズの世界観を楽しめる企画「GUNDAM PORT YOKOHAMA」が横浜ベイエリアでスタートした。横浜ランドマークタワーでは、名場面「ラストシューティング」を再現したバルーンがお披露目。バルーンは全高約17メートルで、ガンダムがジオングヘッドに向けて右手のライフルを真上に突き出す名場面を再現した。MARK IS みなとみらいに「機動戦士ガンダムSEED」のフリーダムガンダムの巨大バルーンが登場した。3月13日まで。

　19日、「ガンダム」シリーズのプラモデル（ガンプラ）の“極限表現”に挑む「MGEX」シリーズの第2弾「MGEX 1／100 ストライクフリーダムガンダム」（バンダイスピリッツ）が発売されることが分かった。ガンプラ史上最高峰の金属表現を目指す。3種の特殊加工、2種のメタリック成型、エッチングシールの6パターンで金属を表現する。