名探偵コナン ゼロの日常:古谷徹が14年ぶりテレビアニメ主役 4月スタート OPにRAKURA EDはRainy

「名探偵コナン ゼロの日常」のキービジュアル(C)新井隆広・青山剛昌/小学館・「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会
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「名探偵コナン ゼロの日常」のキービジュアル(C)新井隆広・青山剛昌/小学館・「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会

 青山剛昌さんの人気マンガ「名探偵コナン」のスピンオフが原作のテレビアニメ「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」が、4月から読売テレビ、TOKYO MX、BS日テレで放送されることが分かった。Netflixでも4月から配信される。主人公・安室透の“三つの顔(トリプルフェース)”を表現したキービジュアルも公開された。喫茶ポアロで働く私立探偵・安室透、日本を守る公安警察の降谷零、黒ずくめの組織の一員のバーボンという三つの顔が描かれ、「事件を追うな、日常を追え。」というコピーが添えられている。

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 安室透役の古谷徹さんは、2008~09年に放送された「キャシャーン Sins」以来、約14年ぶりにテレビアニメの主人公を演じるといい、「『ゼロの日常』のアニメ化はファンの皆さんはもちろん、僕も切望していました。テレビアニメの主役は『キャシャーン Sins』以来14年ぶりでとてもうれしいです。公安のエリート捜査官の素顔を肩の力を抜いて演じてみたい。命懸けの任務とは対極の普段着の降谷零の魅力を存分に味わってほしいです」と話している。

 「ReLIFE」などの小坂知さんが監督を務めることも発表された。「名探偵コナン」「ルパン三世」などのトムス・エンタテインメントが制作する。シンガー・ソングライターのRAKURAさんがオープニングテーマ(OP)「Shooting Star」、Rainyさんがエンディングテーマ(ED)「Find the truth」を担当する。Rainyさんは同曲でデビューする。

 「ゼロの日常」は、2018年5月に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載がスタート。青山さんが監修、新井隆広さんがマンガを担当し、安室透の日常を描いている。

 「名探偵コナン」のコミックス100巻が2021年10月に発売されたことを記念したプロジェクトとしてスピンオフ「ゼロの日常」「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」がテレビアニメ化されることになった。同プロジェクトでは、スピンオフ「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」がテレビアニメ化され、第1弾「CASE.松田陣平」が2021年12月に放送されたことも話題になった。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。コミックスの全世界累計発行部数は2億5000万部以上。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:小坂知▽シリーズ構成・脚本:中村能子▽キャラクターデザイン:吉見京子▽総作画監督:吉見京子、斉藤千恵▽美術監督:加藤浩、保木いずみ(ととにゃん)▽色彩設計:歌川律子▽撮影監督:押見綾、西山仁▽編集:藤田育代、倉田しおり▽音響監督:浦上靖之、浦上慶子▽音響効果:山田香織▽音楽:TOMISIRO▽音響制作:AUDIO PLANNING U▽アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

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