クレヨンしんちゃん:緑黄色社会が劇場版最新作の主題歌担当 予告に野原家の“本当の子供”珍蔵!?

劇場版アニメ「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」のビジュアル(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2022
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劇場版アニメ「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」のビジュアル(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2022

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の第30作となる劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)」(橋本昌和監督、4月22日公開)で、バンド「緑黄色社会」が主題歌「陽はまた昇るから」を担当することが2月22日、分かった。本予告もYouTubeで公開され、野原一家の前に「しんのすけの本当の母親」を名乗るくノ一の屁祖隠(へそがくれ)ちよめが現れ、連れてきた子供の珍蔵を「あなた方の本当の子供なのです」と紹介する場面が描かれた。

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 本予告では、忍者だけが暮らす忍者の里に連れてこられた野原しんのすけが、“本当のお父さん”という屁祖隠胡麻衛門(ごまえもん)を目にするシーンも描かれた。屁祖隠一家は、先祖代々、もののけの術の使い手として“地球のへそ”を守ってきた忍者一族で、しんのすけはその跡継ぎだと告げられる。予告には、カスカベ防衛隊も登場した。しんのすけや珍蔵らが描かれたビジュアルも公開された。

 緑黄色社会のメンバーは、主題歌を担当することが決まり、「みんなで手を取り合って喜びました」といい、「マンガを読んだり、アニメも何度も見たり、『クレヨンしんちゃん』に育てられてきた私たちが今回、映画の主題歌を手掛けられることは本当に光栄で、とにかくうれしかったです。その分緊張もしましたし、責任感を感じましたが、自信を持ってこの楽曲を書くことができました」と話している。

 テレビ朝日の佐野敬信プロデューサーは「よく緑黄色社会さんの音楽は『力強くて透明感がある』といわれます。それって、パワフルでピュアな野原しんのすけと相性バッチリなのでは?と勝手に思っていたところ、メンバーの皆様が『クレヨンしんちゃん』をずっと好きで見てくれているとのことで、今回の映画のテーマにバッチリ合った曲を作ってくれました。そんなご縁のおかげで力強さと透明感がマシマシになった記念すべきシリーズ第30弾です。ぜひ劇場で作品も主題歌もお楽しみください!」とコメントを寄せている。

 しんのすけは「どもども~、緑黄色社会のみなさん! オラの映画の主題歌を歌ってくれてありがとござます~♪ 映画30作目にピ~ッタリな、明日が待ち遠し~くなるとってもステキな曲だったゾ! オラ、ピーマンはキライだけど、リョクシャカさんとはいいお付き合いができそうだゾ~♪ みんなにも早く聴いてほしいでござるゾ! リョクシャカ~♪ シャカシャカ~」と話している。

 最新作は、ギャグ満載の忍者アクションで、野原しんのすけの出生の真実が明かされる。劇場版第23作「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」などの橋本さんが監督を務め、前作「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」などのうえのきみこさんと橋本監督が共同で脚本を手がける。

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