スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)にフリント・ゴールドツイカー役で出演し、話題の森日菜美さん。2月24日にファースト写真集「もりだくさん。」(講談社)を発売した。初訪問の沖縄や冬の群馬県嬬恋村、スーパー戦隊シリーズゆかりの東京ドームシティアトラクションズ(東京都文京区)などで撮影され、フリントの劇中衣装をまとったショットも披露した“3章仕立て”。発売にあたって、「今も夢のようで、これが現実なのか分からない。信じられないくらいうれしい気持ちでいっぱいです」と明かす森さんに撮影の思い出などを聞いた。
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第1章では、沖縄での一人旅を表現した。滞在期間は2泊3日で、「飛行機に乗るときからウキウキで、移動にはクルーズ船を使って、沖縄ならではのぜいたくな経験をしました」とうれしそうに話す。
今まで着たことのない衣装で、大人っぽい姿も披露している森さん。
「干潟で撮った写真では背中が大きく開いた衣装で、これまでの雑誌のグラビアでは素に近い、『可愛い』っていう印象だったと思うのですが、美しく洗練された女性を意識していて、今までとは違った表情、姿が見られるんじゃないかな」
ツリーハウスのある森の中でも撮影。電波が一切届かないような豊かな自然の中、ヤギに出会ったのもいい思い出だ。
「想像していた鳴き声と違っていて(笑い)。そういったところも沖縄ならでは。リラックスしながら、飾らず撮影できたのかな。だから、ずっと笑っていましたね」
第2章の冬の嬬恋村では“彼女感”も意識し、初めてのランジェリーショットにも挑戦。「最初は緊張もしていたのですが、ちょっと背伸びしつつ、飾らず撮影できたんじゃないかなって思います」と手応えものぞかせた。
そして第3章は、フリントとありのままの森日菜美、両方が楽しめる。「フリントちゃんも含めて、今しか出せないハタチの森日菜美です」とアピールする。
今回の写真集では、自らも積極的にアイデアを出し、表情、ポーズ、シチュエーションと、随所に森さんの“こだわり”を形にした。
第3章にも「自分からやりたい」と挑んだ女性目線での写真やお風呂ショットが収録されている。
また写真集には、普段のグラビア撮影での経験も生かされているといい、「いつからか『隣に誰かいたら』という気持ちでいるといい写真が撮れるということに気づいて。カメラマンの方を相手に、『自分一人』と意識してしまうと表情も硬くなってしまうので、友達と話すような感覚で、リラックスして撮ってもらうことを意識しました」と振り返った。
そんな森さんに「特別お気に入りの一枚」を選んでもらった。森の中で撮影された黄色いワンピース姿のショットで、「憧れの女優さんの写真集も参考にして、実現できた一枚です。森の中で佇む、輝く森日菜美。夕日が本当にきれいで、だからこそ出た色合いでもあるのかな」と満足げ。
また、出来上がった写真集を前にし、「一冊丸々、全部自分っていうのが、新鮮ですし、達成感もありつつ、恥ずかしさもあります」と本音をちらり。続けて「こんなに自分だらけでいいのかなって。今が一番、幸せなときなんじゃないかって、怖いくらい幸せですし、『写真集が出たよ』って2年前の自分に教えてあげたいくらいです」とほほ笑んでいた。