鈴木敏夫とジブリ展:バージョンアップ! 3年ぶり東京に 「千と千尋の神隠し」油屋の大型空間も

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 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの軌跡をたどる展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が7月1日から東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL/E HALLで開催されることが分かった。2019年に東京で開催され、長崎、京都でも開催された展覧会で、バージョンアップして約3年ぶりに東京に帰ってくる。鈴木プロデューサーが子供時代から影響を受けた約8800冊の本、マンガを展示。「千と千尋の神隠し」に登場する油屋をモチーフとした大型空間が登場する。9月7日まで。

ウナギノボリ

 モデルでタレントの滝沢カレンさんがアンバサダーを務め、講談師の神田伯山さんが音声ガイドを担当する。

 ◇滝沢カレンさんのコメント

 ジブリさんの世界との出会いは、まだまだ一桁の頃の私でした。地球じゃないような場所にいる感覚がして、どこかうれしい迷いの空間に入れたような。目に入ったジブリの景色は一瞬で手をグイと引き、あの右も左も知らない私を夢中にさせました。草木の緑が大量にフサフサしていて、風が吹くとこちらまで風が肌に当たるほどの一心同体感。スクリーンで見ているはずなのにそこをさっそうとはみ出し360度がジブリとなった日のことを忘れません。奇妙なのに美しくて、やめられなくて、不思議になって、あの世界にいくら入りたかったか。29歳になった私にも変わらず、人生の楽しみや驚きを与えてくれます。今、目の前がジブリの世界に変身するのですね。本当に幸せです。油屋で働けることになったくらいうれしいです。貴重な役割を本当に、本当に、感謝いたします。

 ◇神田伯山さんのコメント

 ジブリの鈴木さんの背景には、エンターテインメントの大宇宙があります。愛読されている本も展示されるようで楽しみです。「また、会えたね!」がコンセプトだそうですが、過去のレギュラー番組で共演していた、アンバサダーの滝沢カレンさんと私も、この大宇宙で再会できたら面白いですね。

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