ドラえもん:「のび太の宇宙小戦争 2021」 パピのように「うそをつかず」 山口晋監督の思い

「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の公開記念舞台あいさつの様子
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「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の公開記念舞台あいさつの様子

 人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の41作目となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」(山口晋監督)の公開記念舞台あいさつが3月5日、TOHOシネマズ六本木(東京都港区)で行われ、山口監督が登場した。山口監督は、3月4日に同作が公開を迎え、感無量の様子で「今回は(劇中に登場する)パピくんに習って、うそをつかずに取り組もうとしてきました」と話した。

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 山口監督は、「映画ドラえもん」シリーズで監督を務めるのは初めてで、「口先だけで勇気、愛といってもバレてしまう。格好つけるのではなく、素直に正直な気持ちでぶつかれば届いてくれるのかなと。作品を楽しんでいただけたのであれば、そういうところを共感していただけたのだと思います」と作品への思いを語った。

 舞台あいさつには、声優を務める松岡茉優さん、お笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇さん、駒場孝さん、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も登場した。

 劇場版最新作は、1985年に公開された「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争」のリメークで、新たな脚本でアニメ化。宇宙船が3DCGで描かれるなどさまざまな進化を遂げる。のび太たちが小さな星・ピリカ星の大統領・パピと出会い、ピリカ星の反乱軍に立ち向かおうとする。

 「超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」の監督で、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」で演出を担当した山口さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手掛ける。松岡さんがパピの姉・ピイナ役、ミルクボーイの内海さんがパピを守るために立ち上がる地下リーダー役、駒場さんが同じくパピを守ろうとする宇宙船のパイロット役で出演する。

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