十字架のろくにん:コミックス100万部突破 打ち切りの危機から大逆転

「十字架のろくにん」のイラストカード
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「十字架のろくにん」のイラストカード

 講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」で連載中の中武士竜さんのマンガ「十字架のろくにん」のコミックスの累計発行部数が100万部を突破することが分かった。3月9日に発売される最新6巻で100万部を突破する。同作は、2020年3月にマンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で連載を開始したが、コミックス1巻の売り上げが振るわず、連載を終了することになり、「マガポケ」に移籍。移籍後、同サービス内で人気を集め、打ち切りの危機から“大逆転”した。

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 「十字架のろくにん」は、同級生5人からの壮絶ないじめに苦しむ小学6年生の漆間俊が、戦時中に秘密部隊に所属した祖父の指導の下、生まれ変わり、復讐(ふくしゅう)を果たそうとする……というストーリー。

 「別冊少年マガジン」のコンペ「絶望コンペ」を通過し、連載が決定。「絶望コンペ」は、「別冊少年マガジン」創刊時に実施したコンペで、「あなたの絶望を描いてください」というテーマで作品を募集し、諫山創さんの「進撃の巨人」を輩出した。「十字架のろくにん」は、「進撃の巨人」以来、約10年ぶりに同コンペを通過したことも話題になった。

 最新6巻の発売を記念してSHIBUYA TSUTAYA(東京都渋谷区)では、3月9日からコミックスの購入者を対象にイラストカードをプレゼントするキャンペーンを実施する。

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