放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第90回が3月9日に放送された。「るい編」の重要人物であるトミー(早乙女太一さん)が再登場。トランペッターとしてCDをリリースし、海外で活躍していることが分かった。
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同回では錠一郎(オダギリジョーさん)が、ひなたと破局した五十嵐(本郷奏多さん)に会うため、映画村を訪れた。役者をあきらめることにした五十嵐に、「僕もなあ、夢があったんや。若い頃。でもかなわんかった」と話しかける。「夢って?」と尋ねる五十嵐に、錠一郎がCDを差し出すと、ジャケット写真には”トミー北沢”が写っていた。
トミーは、大阪のジャズ喫茶を拠点に活動していたミュージシャン。関西一のトランぺッターを選ぶコンテストで錠一郎と競い合い、敗れはしたものの、レコード会社からも評価が高かった実力の持ち主。るい(深津さん)と錠一郎が京都に移住してからは、その後の消息は描かれていなかった。
音楽には疎い五十嵐も、トミーの名前は聞いたことがあるくらいのビッグネームになったようで、錠一郎は「レコード出してCD出して、アメリカにまで行って。僕のかなえられへんかった夢、全部かなえてる。新譜が出るたびに買うてるけど、一回も聴いてない」と語っていた。
ドラマのツイッター公式アカウントでは「トミーはあれから、ナベサダ(サックス奏者の渡辺貞夫さん)に負けないビッグネームになっていたんですね……!」と反応。
そんなトミーの大活躍ぶりに、SNSでは「トミー、アメリカまで行くほど成功してたんだ」「トミーさん、音楽に疎い人でも名前くらいは知ってるレベルまで有名になってるのすごい」「あのあとジョーの代わりにデビューしたんだな」「トミー! ご立派になられたようで」と盛り上がった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。