機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島:“因縁”のエピソードを再びアニメ化する理由 安彦良和監督が語る

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のイベントの様子
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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のイベントの様子

 アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」(6月3日公開)のイベントが3月9日、東京都内で開催された。「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送された「機動戦士ガンダム」のテレビアニメ第15話のエピソードで、主人公のアムロ・レイが敵対するジオン軍の脱走兵ドアンとの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。安彦監督が、“神回”とも言われる第15話を改めて描く理由などを語った。

 安彦監督は、再びアニメ化することになった経緯を「なぜだろうか?と自分に聞きたいくらい。偶然と必然が絡み合い、『やろう!』となったんです。神回と言っても、出来が悪い話。有名なことなので、隠してもしょうがない。作画崩壊で検索すると『ククルス・ドアン』が出てくる。いわく、因縁のある話。面倒な申し出だったと思うが、サンライズの社長さんに『やりたい』と言って、その場でお受けいただいた」と説明。

 「元々は20分そこそこなので、たたいて延ばす。ブラッシュアップする中で限りなくオリジナルを作っている気がした。『THE ORIGIN』のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)を作った時は、マンガの映像化だったので、オリジナルを作っている感じがしなかった。ゼロから立ち上げるということで非常に新鮮で気持ちよかった」と話した。

 制作状況について「順調です。この間、ダビングが終わりました。もうすぐ完成です。褒めてください」と明かした。イベントは3月9日の“ザクの日”を記念して開催され、アムロ・レイ役の古谷徹さん、ククルス・ドアン役の武内駿輔さんも登場した。

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