Sonny Boy:文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞 攻めた演出も話題に

「Sonny Boy」の一場面(C)Sonny Boy committee
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「Sonny Boy」の一場面(C)Sonny Boy committee

 「スペース☆ダンディ」「ワンパンマン」などで知られる夏目真悟監督が手がけたテレビアニメ「Sonny Boy(サニーボーイ)」が、第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞に選ばれたことが分かった。同作は、夏目監督のオリジナルアニメで、謎多きストーリー、BGMをほとんど使わないなど異色で攻めた演出などが話題になった。

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 文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた作品を顕彰する。第25回は、95の国と地域から3537点の作品の応募があった。アニメーション部門は、イランの短編アニメ「The Fourth Wall」が大賞に選ばれ、優秀賞には「Sonny Boy」のほか、「漁港の肉子ちゃん」なども選ばれた。

 「Sonny Boy」は、異次元を漂流し始めた学校に取り残され、超能力に目覚めた36人の中学生の少年少女の理不尽に満ちた世界でのサバイバル生活が描かれた。マンガ家の江口寿史さんがキャラクター原案を担当し、「銀杏BOYZ」が主題歌「少年少女」を書き下ろすなど豪華クリエーターが参加。2021年7~10月に放送された。

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