生田斗真:「元彼の遺言状」で1人2役 綾瀬はるかの元恋人とその兄に

ドラマ「元彼の遺言状」で1人2役を演じる生田斗真さん。左が兄の富治、右が弟の栄治 (C)フジテレビ
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ドラマ「元彼の遺言状」で1人2役を演じる生田斗真さん。左が兄の富治、右が弟の栄治 (C)フジテレビ

 俳優の生田斗真さんが、綾瀬はるかさん主演の連続ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系、月曜午後9時)で、1人2役を務めることが明らかになった。綾瀬さん演じる主人公・剣持麗子の元恋人・森川栄治を演じることが発表されていたが、さらに栄治の兄・富治も演じる。

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 本作は、2021年の第19回「このミステリーがすごい!」大賞で475作品の中から大賞を受賞した新川帆立(しんかわ・ほたて)さんの同名小説(宝島社)が原作のミステリー。森川栄治が遺した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、麗子が巨額の遺産と栄治の死の真相に迫る姿を描く。大泉洋さんが、栄治が暮らした別荘の管理人・篠田敬太郎を演じる。

 生田さんが演じる栄治と富治は、見た目はうり二つの兄弟だが、性格は正反対。社交的で人懐っこく、女性にモテまくる栄治に対し、富治は内向的で何を考えているのか読めないタイプ。大手製薬会社・森川製薬の社長・森川金治(佐戸井けん太さん)の長男だが、会社を継ぐ意志はそもそもなく、今は大学の准教授として文化人類学を教えているという役どころ。

 異常なほど無欲で、栄治が遺言に託したメッセージを読み取っている様子の富治。富治を怪しむ麗子と篠田は周辺への聞き込みを開始。次第に、富治と栄治をつなぐ数奇な宿命が明らかになっていく……。

 栄治、富治の一人二役について、生田さんは「栄治と富治はある種、表裏一体で背中合わせのような関係です。その雰囲気をきっちりと表現したいですね。ミステリー作品において、富治の存在はストーリーに大きく関わってきますので、その役割をしっかり果たしたいと思います」とコメントしている。

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