特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンデッカー」が制作され、テレビ東京系で7月9日から毎週土曜午前9時に放送されることが分かった。1997~98年に放送され、今年25周年を迎える「ウルトラマンダイナ」のエッセンスを取り入れた作品となり、新たなヒーロー・ウルトラマンデッカーは、ウルトラマンダイナと同じくフラッシュタイプ、ストロングタイプ、ミラクルタイプの3形態にタイプチェンジする。
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「ウルトラマンR/B(ルーブ)」などの武居正能さんがメイン監督を務め、「ウルトラマンジード」「ウルトラマントリガー エピソードZ」などの根元歳三さんがシリーズ構成を担当する。2018年に「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた松本大輝さんが主人公・アスミ カナタを演じる。
新作は、前作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の数年後、人類の未知なる世界への探求心「ネオフロンティアスピリッツ」が宇宙に拡大した時代が舞台。新たな光の巨人・ウルトラマンデッカーは、突如襲来した謎の宇宙浮遊物体・スフィアの群れに攻撃を受け、地球に現れる。新たに再編されたエキスパートチーム・GUTS-SELECTの新人隊員・アスミ カナタが変身アイテム・ウルトラDフラッシャーを使い、ウルトラマンデッカーに変身する。
ウルトラマンデッカーは、基本形態であるフラッシュタイプに加え、パワーに特化したストロングタイプ、超能力に特化したミラクルタイプにタイプチェンジする。変身アイテム・ウルトラDフラッシャーは、カナタの手に突如現れる謎のカード・ウルトラディメンションカードと連動させて使う。さまざまなディメンションカードを装てんすることで技を発動できる。
武居監督は「『トリガー』の世界観を引き継ぎながら、『ダイナ』とは違う切り口の新しい物語を目指しています。物語のテーマは『未来』です。決してくじけない前向きな主人公のカナタを中心に、個性あふれる登場人物たちが躍動する成長物語です。主人公たちが、人間そしてウルトラマンとして未来を切り開こうとする姿、一人一人の個性や絆の大切さを感じてもらえるシリーズにしていきます。特撮も、怪獣の力強さ、王道的なウルトラマンを描くことに特に力を入れています。みなさま、どうぞご期待いただければと思います」とコメントを寄せている。
シリーズ構成を担当する根元さんは「子供のころからウルトラマンが大好きでした。大人になって、脚本の仕事をするようになってからも、いろいろなところで好きだ、好きだと言っていたら、ご縁があって脚本協力として映画に関わることができました。数年後、各話ライターとしてテレビシリーズに参加することもできました。人生何が起きるか分からない……なんて思っていたら、まさかのシリーズ構成。正直、うれしさよりも緊張の方が大きいです。でも、これはやるしかありません。今までのウルトラマンの魅力を受け継ぎつつ、新しい物語を描けるよう、頑張ります」と話している。
主人公・アスミ カナタ役の松本さんは「世界に誇るウルトラマンシリーズの新たな仲間に加わることができてとても光栄です!! どんな困難にも立ち向かい、時には挫折を経験し、仲間と共に成長していく姿を見て少しでも心に響いていただけたらうれしいです! すてきなキャスト、スタッフ、エキストラのみなさんと全員で力を合わせて撮影をしています! 7月9日の放送日までもうしばらく僕と一緒にワクワクしながらお待ちください! やるしかねぇ!今、やるしかねぇんだ!!」と意気込んでいる。
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