雨を告げる漂流団地:「ずっと真夜中でいいのに。」が主題歌、挿入歌 スタジオコロリドの劇場版アニメ

「雨を告げる漂流団地」の挿入歌「夏枯れ」のPVの一場面(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ
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「雨を告げる漂流団地」の挿入歌「夏枯れ」のPVの一場面(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

 アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドの長編劇場版アニメ「雨を告げる漂流団地」で、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」が主題歌と挿入歌を担当することが分かった。同ユニットがアニメの楽曲を担当するのは初めて。海を漂流する子供たちの姿が描かれた挿入歌「夏枯れ」のPVがYouTubeで公開された。

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 「ずっと真夜中でいいのに。」のACAねさんは「制作にあたり石田(祐康)監督から物語としての想(おも)い、ヒントをいただき、すぐさまメモやら何やら広げながら取りかかると普段の自分ともつながりました。季節が暮れるたび、枯れるたびに想いをはせてしまうような作品に浸りながら新たな夏の曲を作らせていただきました(元々、団地のまとうもの懐かしさやたたずまいがとても好きで監督と盛り上がれてうれしかった)。主題歌と挿入歌として交わることができて感謝です」とコメントを寄せている。

 同作は、小学6年生の幼なじみ、航祐と夏芽、その仲間たちが取り壊し前の団地に入り込んだことから始まるひと夏の冒険を描く。少年少女を乗せた団地が大海原を漂流することになる。「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」に続くスタジオコロリドの長編劇場版アニメ第3弾で、「ペンギン・ハイウェイ」の石田さんが監督を務める。2022年に公開され、Netflixでも配信される。

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