人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが、2023年春に公開される映画「わたしの幸せな結婚」で主演を務めることが4月25日、分かった。目黒さんが映画で単独主演を務めるのは初めて。小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載された顎木(あぎとぎ)あくみさんの同名小説が原作の“和製シンデレラ”ストーリー。目黒さんが主人公・久堂清霞(きどう・きよか)、女優の今田美桜さんがヒロイン・斎森美世(さいもり・みよ)を演じる。塚原あゆ子さんが監督を務める。
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「わたしの幸せな結婚」は、「小説家になろう」に掲載され、2019年に小説(KADOKAWA)とマンガ(スクウェア・エニックス)が発売された。シリーズの累計発行部数は400万部を突破している。マンガはスクウェア・エニックスのコミック配信サイト「ガンガンONLINE」で連載中で、4月5日にはアニメ化も発表された。
明治、大正期をイメージした架空の時代を舞台に、家族から虐げられてきたヒロイン・美世が、自分を愛してくれる清霞と出会い、新たな運命を切り開いていく。名家に生まれた美世は実母を早くに亡くして以来、継母と義理の妹に虐げられてきた。名家の当主・清霞の元に嫁入りを命じられるも、清霞はその美貌と裏腹に、冷酷無慈悲な性格とウワサされており、美世は当初は清霞に冷たくされる。美世は、清霞がウワサのような人物ではないと気付き、2人は次第に心を通わせていくことになる。
キャスト、監督のコメントは以下の通り。
オファーをいただいた時、(単独主演ということが)少し前の自分じゃ考えられないようなことでしたので、すごくうれしかったです。メンバーに報告したらみんなもすごく喜んでくれました。
原作を読ませていただきましたが、2人の関係性の行方など時代背景も個人的には新鮮ですごくハマってしまいました。実際に演じる時には、清霞がどうやって心を開いていくのか、ということをすごく大切にしながら演じました。今作は、明治・大正期をイメージした設定ですので、昔からの日本の歴史を感じるような場所で撮影できたことも大変趣深かったです。衣装も軍服や和装でなかなか着る機会がないので、和服の着こなし方などもたくさん教えていただき、本当にいい経験をさせていただきました。
美世役の今田さんとは、この作品で初めてお会いしたのですが、お会いした時に、原作の美世の雰囲気そのままの方だ……と感じました。「わたしの幸せな結婚」は、純愛でありながらも、アクションやファンタジー要素があり、本当にこの作品でしか、味わえないようなモノが詰まっている作品です。久堂清霞を演じる中で真剣に、気持ちを込めて演じさせていただいたので、ぜひ皆さんに見ていただけたらうれしいです。
美世は虐げられてきたが故に感情を表に出せなくなってしまった子なのですが、そのような役を演じたことがなかったので、正直不安でした。ですが、それと同時に内に秘めた芯のあるところが魅力的な女性だったので演じてみたいと思いましたし、オファーをいただけたことがすごくうれしかったです。
原作も読ませていただいたのですが、面白くて止まりませんでした! 台本を読んだ時には美世の心情に共感して号泣してしまいました。美世が徐々に心を開いて幸せになっていく姿が格好良くもあり、自分も幸せな気分になりました。衣装は、終始お着物なんですが、心情の変化と共にその装いも変わっていくので、そこにも注目していただけたらと思います。お着物を着てお芝居すること自体初めてだったのですが、最初はしゃがんだり立ったりすることにも慣れず、変なところに力が入って筋肉痛になりました(笑い)。
目黒さんに初めてお会いした時は、髪形も雰囲気も清霞そのもので「本物だ……」と思いました! 清霞と美世は、2人とも性格上、奥手なところがあって言葉を多く交わさない仲なのですが、撮影中は目黒さんが役での関係性をそのままに現場でも空気感を作ってくださり、とてもありがたかったです。清霞と美世の2人の行く末を、ぜひ皆様に楽しんでいただけたらと思います。
壮大な原作の世界を、丁寧に切り取れたらと思います。現在、撮影は終わり、スタッフ一同全力で仕上げています。実写だからこその、目黒さんや今田さんの生きた表情と葛藤があふれた映像になっていますので、どうぞお楽しみに。
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