アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加さんが4月26日、東京都内で行われた主演映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(三宅伸行監督)の大ヒットイベントに登壇。今年3月に高校を卒業した岩本さんは、卒業して心境に変化があったかと司会者に聞かれると、仕事に注力できているとにっこり。「今はすがすがしい気持ちです」と答えていた。
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岩本さんは「今までは勉強や課題があって、なかなかお仕事との両立が難しかったのですが……。今はもうお仕事のことだけ考えていられるので」とコメント。今後の芸能活動について、女優業に挑戦していきたいといい、「もともと芸能界に憧れたきっかけが、女優さんになることだったので、今後も挑戦したいです」と力を込めた。
ダブル主演を務めた故・宝田明さんにも思いをはせ、「桜を見る度に撮影の思い出がよみがえるんだろうな、この時期になるとこれからさみしくなるんだろうなって……」と話す場面もあった。
最後に、「何度も何度も見てくださっている方もいらっしゃるみたいで、本当にありがとうございます。来年もまた桜を見て、この作品を思い出してくださるとうれしいです」と感謝を述べていた。大ヒットイベントには、三宅監督も出席した。
映画は「桜の季節」と「終活」をテーマに、終活アドバイザーのアルバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本さん)と、同僚の老紳士・敬三(宝田さん)との心温まる交流を描くヒューマンストーリー。3月14日に死去した宝田さんの遺作となった。