黄川田雅哉：「ウルトラマンデッカー」“愛”ある隊長ムラホシ タイジに　「トリガー」タツミ セイヤの後輩

　特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンデッカー」に俳優の黄川田（きかわだ）雅哉さんが出演することが5月26日、分かった。黄川田さんは、元エースパイロットで、エキスパートチーム・GUTS-SELECTの隊長、ムラホシ タイジを演じる。

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　黄川田さんが演じるムラホシ タイジは、前作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」に登場したタツミ セイヤ隊長の後輩。地球を守るべく隊員たちの陣頭指揮を執る。穏やかでいつもニコニコしている朗らかな性格だが芯は強く、怒るとほほ笑みを浮かべながらメガネを外す。この地球上にある無数の「誰かにとって大切なもの」を守りたいと思っている。

　黄川田さんは「あの、ウルトラマンの世界へ。しかも隊長という大役をいただき、うれしさと同時に身の引き締まる思いです。僕の役を一言で表すなら“愛”です。今の混沌（こんとん）とした時代だからこそ、希望や愛をたくさんお届けできるようスタッフ、キャスト一丸となって撮影しています。GUTS-SELECTのメンバーの成長をムラホシと共に温かく見守っていただけたらうれしいです。世界中の人に大切なものが見つかりますように」とコメントを寄せている。

　「ウルトラマンデッカー」は、前作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の数年後、人類の未知なる世界への探求心“ネオフロンティアスピリッツ”が宇宙に拡大した時代が舞台。新たな光の巨人・ウルトラマンデッカーが、突如襲来した謎の宇宙浮遊物体・スフィアの群れに攻撃を受け、地球に現れる。新たに再編されたGUTS-SELECTの新人隊員・アスミ カナタが変身アイテム・ウルトラDフラッシャーを使い、ウルトラマンデッカーに変身する。1997～98年に放送され、今年25周年を迎える「ウルトラマンダイナ」のエッセンスを取り入れた作品となる。

　2018年に「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた松本大輝さんが主人公・アスミ カナタを演じる。「ウルトラマンR／B（ルーブ）」などの武居正能さんがメイン監督を務め、「ウルトラマンジード」「ウルトラマントリガー エピソードZ」などの根元歳三さんがシリーズ構成を担当する。テレビ東京系で7月9日から毎週土曜午前9時に放送。