ドラゴンボール:ピッコロの魅力 Z戦士の司令塔 新作劇場版で新たな姿に覚醒!

「ドラゴンボールZ」の一場面(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
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「ドラゴンボールZ」の一場面(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

 鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズの劇場版アニメ21作目となる「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」(児玉徹郎監督)が6月11日に公開される。新作劇場版同作では、孫悟飯、ピッコロの師弟の活躍が描かれ、ピッコロが秘められた能力を解放し、新たな姿で登場することも話題になっている。ピッコロのこれまでの活躍を振り返りながら、新作劇場版の見どころを紹介する。

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 ◇ネイルと同化 神と融合 パワーアップも…

 とあるナメック星人が、地球の神になる際に、分離させた悪の心の化身、ピッコロ大魔王。ピッコロは、世界征服をもくろんでいたピッコロ大魔王の分身だ。孫悟空を倒すため、“マジュニア”と名乗り天下一武道会に乗り込むなど敵キャラクターとして登場したが、孫悟空の兄・ラディッツを迎え撃つために、悟空たちと手を組むことになる。以降は、悟空の仲間、悟空の息子の悟飯の師匠となる。

 やがて、サイヤ人のベジータとナッパが地球に攻め込んでくる。悟飯がナッパにやられそうになった時、ピッコロが身をていして悟飯を守るシーンは、サイヤ人編の名場面の一つだ。

 フリーザ編では、故郷のナメック星で、ナメック星人の戦士・ネイルと同化しパワーアップする。フリーザ第2形態とも互角以上の戦いを繰り広げるが、第3形態との戦いでは苦戦を強いられる。人造人間・セル編では、人造人間と戦うために、神と融合するが、セルに苦戦。魔人ブウ編では、ブウに吸収されてしまう。

 人造人間・セル編以降、悟空や敵がどんどん強くなっていく中で、バトルでの活躍はやや控えめなようにも見えるが、ピッコロは、冷静な判断ができる頭脳派でもある。Z戦士の司令塔として欠かせない存在になっている。

 頭脳派で、悟飯を思いやる優しさもある。ピッコロが魅力的なのは、声優の古川登志夫さんの演技によるところも大きいのだろう。

 ◇色が変わった!? 衝撃の能力解放

 「世界征服」の野望を口にすることもなくなり、悟空、悟飯たちとは家族のような関係になり、時には“家政婦”として悟飯の娘のパンの面倒を見ることもあるピッコロ。「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」では、どんな活躍を見せてくれるのだろうか?

 公開されている映像では、レッドリボン軍が新たに生み出した究極の人造人間のガンマ2号の強襲を受けたピッコロが、レッドリボン軍の基地に潜入。レッドリボン軍のヘルメットをかぶり、マスクで変装したピッコロが新鮮だ。強敵を前にしたピッコロが秘められた能力を解放し、大幅にパワーアップする。ピッコロの体の色が変わったようにも見え、超サイヤ人のように色が変わるのか!?と驚かされたファンも多いはず。

 悟飯がピッコロの衣装を着て登場するのも見逃せない。師弟共闘も見どころの一つになりそうだ。ピッコロの活躍に注目したい。

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