NHK:脚本開発チーム「WDRプロジェクト」設立 経歴不問でメンバー募集、今月下旬から

NHKが脚本開発チームのメンバーを募集=NHK提供
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NHKが脚本開発チームのメンバーを募集=NHK提供

 NHKは6月1日、脚本開発に特化したチーム「WDR(Writers’ Development Room)プロジェクト」を設立し、学歴・年齢不問で最大10人のメンバーを募集すると発表した。選ばれたメンバーは、それぞれがオリジナルの企画で脚本を開発し、シリーズドラマとして放送することを目指して執筆活動を行う。

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 NHKによると、各メンバーは、自分の企画で「パイロット脚本(シリーズドラマの第1話)」を執筆。お互いにアイデアを提供するプレスト会議にも参加し、それぞれの才能を掛け合わせて、より高い完成度の物語の開発を目指す。執筆された脚本は、NHK局内の会議でプレゼンにかけられ、放送が決定した際には、発案者を中心に第2話以降の脚本も開発する。

 プロジェクトの代表を務めるメディア総局・第3制作センターの保坂慶太さんは、大河ドラマ「真田丸」や「鎌倉殿の13人」、連続テレビ小説「まんぷく」の演出を担当してきた。保坂さんは「『世界を席巻するシリーズドラマを作る。』が、このプロジェクトが抱く野望です。ドラマの脚本を書いたことがなくてもかまいません。例えば、漫画家・コント作家・構成作家・コピーライターの方も大歓迎です。物語を書くことをなりわいにしたい学生や社会人の応募も待っています」とコメントした。

 2022年10月から2023年5月まで、週1、2回の会議に参加して脚本を提出し続けることが可能であれば、学歴・年齢は不問。6月下旬から受け付けを開始し、7月31日締め切り。

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