安彦良和監督:「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のスタッフ、声優に感謝 「トップガン マーヴェリック」がライバル?

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の舞台あいさつの様子
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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の舞台あいさつの様子

 アニメ「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」のアニメーションディレクターやキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の舞台あいさつが6月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催され、安彦監督が登場した。この日、安彦監督は、劇場で同作を見たといい「作り手だから、これはNGだな……というところもあって。なまじ絵が描けるから、僕も手伝っているんです。大体、そういうところがよくないんです。悪いことをしたな……」と話しつつ「いろいろなトラブルもあり、スタッフ、声優のすごさ、プロ根性を見させていただきました。いい仕事をさせていただきました」と感謝した。

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 同作は6月3日に184館で公開され、2日間で興行収入が約3億円、観客動員数が約15万人を記録するなど好スタートを切った。安彦監督は「ありがたいことです。そういう数字はピンとこない。標的は『トップガン(トップガン マーヴェリック)』ですから。トム・クルーズを打ち落として、やっと勝利と言えるのでは?と思っています」とライバル宣言した。

 「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送されたファーストガンダムのテレビアニメ第15話のエピソードで、主人公のアムロ、敵対するジオン軍の脱走兵ククルス・ドアンの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。劇場版では第15話を改めて描く。

 舞台あいさつには、アムロ・レイ役の古谷徹さん、ククルス・ドアン役の武内駿輔さん、カイ・シデン役の古川登志夫さん、セイラ・マス役の潘めぐみさん、マルコス役の内田雄馬さん、カーラ役の廣原ふうさん、主題歌「Ubugoe」を歌う森口博子さんも登壇した。

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