よふかしのうた:テレビアニメOPにCreepy Nuts書き下ろし新曲 追加キャストに小野賢章、吉野裕行、日笠陽子

「よふかしのうた」の一場面(C)2022コトヤマ・小学館/「よふかしのうた」製作委員会
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「よふかしのうた」の一場面(C)2022コトヤマ・小学館/「よふかしのうた」製作委員会

 「だがしかし」などのコトヤマさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「よふかしのうた」で、ヒップホップユニット「Creepy Nuts」の書き下ろし新曲「堕天」がオープニングテーマ(OP)として流れることが6月9日、分かった。本PVがYouTubeで公開され、OPがお披露目された。原作のタイトルの由来は、Creepy Nutsの楽曲「よふかしのうた」で、同楽曲がアニメのエンディングテーマとなる。

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 声優として小野賢章さん、吉野裕行さん、日笠陽子さんが出演することも発表された。小野さんは、主人公の夜守コウと同じ中学2年生で、成績優秀でスポーツ万能な夕真昼(せき・まひる)、吉野さんは、吸血鬼・桔梗セリのことが好きな「あっくん」こと秋山昭人、日笠さんは吸血鬼・七草ナズナのマッサージのとりこになる白河清澄をそれぞれ演じる。アニメが7月7日からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されることも発表された。

 小野さんは、作品について「夜ふかしってちょっとした背徳感を感じるというか、寝静まった街を冒険するのってワクワクしますよね。しかも吸血鬼がいて夜の街を自由に遊んでるのに、どこか爽やかで甘酸っぱい……読んでいて不思議な感覚になりました。コウとナズナの微妙な距離感と、キャラクターたちのコミカルな会話。アニメでどう表現されていくのか、とても楽しみです」とコメント。

 吉野さんは演じる秋山昭人について「原作より、だいぶ彼の言葉が少なくなってるので、ご覧になる皆さんが違和感を感じないようにキャラの思いを代弁できているといいなぁ、と」と話している。

 日笠さんは演じる白河清澄について「愛想笑い、我慢、孤独、ため息、寝て起きてまた同じ時間を繰り返す平凡。そんな毎日を過ごす彼女が、変わらないかもしれないけれど、変わるかもしれない。そんな小さな希望を見ている皆さんに共感してもらえるといいなと思います」とコメントを寄せている。

 「よふかしのうた」は、2019年8月から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中。不眠が続く中学2年生の夜守コウと美しい吸血鬼・七草ナズナを巡る“よふかし”ラブストーリーで、夜に眠れない日々を送るコウは、初めて誰にも言わずに夜に出かけた日、吸血鬼のナズナに出会う。コウは、夜の楽しさを教えてくれるナズナに魅了されていく……という展開。アニメは、「<物語>シリーズ」などに参加してきた板村智幸さんが監督を務め、「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。

 ◇キャスト(敬称略)

 夜守コウ:佐藤元▽七草ナズナ:雨宮天▽朝井アキラ:花守ゆみり▽桔梗セリ:戸松遥▽平田ニコ:喜多村英梨▽本田カブラ:伊藤静▽小繁縷ミドリ:大空直美▽蘿蔔ハツカ:和氣あず未▽夕真昼:小野賢章▽秋山昭人:吉野裕行▽白河清澄:日笠陽子

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