呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変
第36話「鈍刀」
11月14日(木)放送分
鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の劇場版アニメ21作目となる「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」が、6月11日に公開される。劇場版は、神谷浩史さん、宮野真守さんが劇場版の新キャラクターでレッドリボン軍の人造人間のガンマ1号、2号を演じることも話題になっている。宮野さんは「子供の頃から『ドラゴンボール』が大好きでした。ずっと見ていましたね」と特別な思いがあったという。宮野さんに「ドラゴンボール」の思い出を聞いてみると、話が止まらないようで……。宮野さんに「ドラゴンボール」への愛を語ってもらった。
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「『ドラゴンボール』の思い出を……」と切り出すと、宮野さんは少年のように目を輝かせて、語り出した。
「アラレちゃんとコラボする話がありましたよね。面白かったですね。アラレちゃんは強いですから。桃白白がタジタジになっちゃって(笑い)。繰り返し繰り返しビデオを見ていました。少年時代の悟空の物語を繰り返し見てて、レッドリボン軍のマッスルタワーの話をずっと見てましたね。『ドラゴンボールZ』はリアルタイムで見ていました。」
宮野さんは昨年開催されたイベント「ジャンプフェスタ2022」で「レッドリボン軍のムラサキ曹長が好き」と話したこともあった。
「ムラサキ曹長が面白すぎて衝撃でした。如意棒がお尻に刺さって、抜くんです。ハフーン!という声を出すのですが、今思うと声優さんの技術がものすごかったんですよ。ギャグセンスの高いシーンが好きで、ムラサキ曹長はそのオンパレードなんです。隠れ身の術を使うけど、布の表裏を間違えて、星条旗の方を表にしちゃったり。分身の術を使うけど、実は五つ子だったり。触った相手をニンジンにする兎人参化もいましたよね。透明人間(スケさん)の話も好きです。亀仙人の鼻血がかかって、赤くなるんですよ。ぶっ飛んでいて大好きです」
大好きな作品ということもあって、出演が決まった時は「それはもううれしいですよ。最高ですね」と歓喜したという。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、原作者の鳥山さんが脚本、キャラクターデザインを担当。孫悟飯とピッコロの師弟コンビが、レッドリボン軍、新たな人造人間と激突する。劇場版は分散収録だったが、宮野さんは、ピッコロ役の古川登志夫さんと一緒に収録できた。
「間近で古川さんのピッコロさんを聞けたのは、あの時間を家宝にしたいくらいです。ガンマ2号はピッコロさんと戦うシーンが多かったんです。『ドラゴンボール』の戦いは、やっぱり唯一無二ですよね。古川さんに引っ張っていただきました。これまでは、まねをしたりしていた戦いの中に実際に入って、攻撃したら、気持ちいいんです。念願のバトルができました」
宮野さんが演じるガンマ2号は、新生レッドリボン軍のDr.ヘドが生み出した新たな人造人間。ややノリが軽いところもあるという。一方で、神谷さんが演じるガンマ1号は冷静沈着な性格だ。
「ガンマ2号は、ずっと格好つけているんです。格好いいポーズが大好きで『ポーズに声を入れてください』というお話だったので、『シュピーン!』などとアドリブで声を入れています。可愛らしく少年性もあるキャラクターです。神谷さんがガンマ1号を演じられると聞いた時は、安心感しかありませんでした。ガンマ1号、2号の対比が想像しやすかったですし、一緒に録(と)ることはできませんでしたが、迷わず、思いっきり演じることができました。僕が先に録って、アドリブもあったので、神谷さんはそれに合わせなきゃいけない部分もあったと思います。僕は、神谷さんに甘えてばっかりですね」
「ドラゴンボール」は熱いバトルが大きな魅力だ。宮野さんは「激しかったですね」と収録を振り返る。
「詳しくは言えないですけど、しっかりとガンマ1号、2号の見せ場があります。驚く場面もたくさんあると思います。ピッコロさん、え!?まじ!?となったり(笑い)。すごいですよ。ピッコロさんと悟飯のやり取りもたまらないです。悟飯とピッコロさんだからこそできるバトルもあるんです。相当手ごわいです。でも、ガンマ1号、2号も手ごわいですよ。ピッコロさんに上からものを言うのは不思議な感じでしたが、お芝居は存分にやらせていただきました」
「最後に新作の見どころを……」と聞いてみると、やっぱり宮野さんは話が止まらない。
「鳥山先生こん身の一作で、鳥山先生ががっつり携わっていますし、“鳥山節”とも言える世界観が存分に表れています。悟飯、ピッコロさんの日常風景からお話が始まって、『ドラゴンボール』ならではの懐かしいほのぼの感があるんですよ。最終的には激しいバトルもあります。新しいチャレンジもある作品です。最新技術を使いながらも、これまでのアニメのルック感になっていて、そこが新しいんですよね。アクションとしても激しさがどんどん増して、映像美がすごいですし、迫力もある。でも、表情、コミカルな動きもあって、どこかに懐かしさも残しています。新しいけど懐かしいという不思議な感覚になると思います。感動しっぱなしの映画になっていると思うので、ぜひ楽しんでいただきたいですね」
「僕らの『ドラゴンボール』が大好き!という思いが存分に注ぎ込まれていると思います。熱量、“エネルギー弾”を感じていただきたいです。エネルギー弾がスクリーンから飛び出てくるような(笑い)」と力を込める宮野さん。最新作は「ドラゴンボール」への愛が伝わってくる作品になっているようだ。
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