映画 ゆるキャン△:大人になったなでしこたちを描く挑戦 あfろ、京極義昭監督が語る

「映画『ゆるキャン△』」の一場面(C)あfろ・芳文社/野外活動委員会
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「映画『ゆるキャン△』」の一場面(C)あfろ・芳文社/野外活動委員会

 アニメ「ゆるキャン△」の劇場版アニメ「映画『ゆるキャン△』」(京極義昭監督)が7月1日、公開されたことを受けて、原作者のあfろさん、京極監督がコメントを寄せた。

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 劇場版は、女子高生だった各務原なでしこらが大人になって登場することも話題になっている。あfろさんは「『ゆるキャン△』のマンガは2015年から描かせていただいているのですが、時間の流れが現実と同じだったらみんな今頃こんなふうになっているのかなとすっかり大人になって立派に働く5人の姿を見て、7年の歳月をしみじみ感じました。またこれから劇場にいらっしゃる方、飯テロもしっかり『劇場版』ですので上映終了後のお食事も予定に入れておくことをおすすめします」と話している。

 京極監督は「ついに映画『ゆるキャン△』が完成しました。ファンの皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございます。今回の映画は大人になったなでしこ・リンたちを描くという大胆な挑戦をしています。大人になってもちゃんと『ゆるキャン△』らしい物語になるんだろうか?と悩みながら制作を進めてきましたが、成長したなでしこやリンたちは驚くほどいつもどおり、彼女たちらしい姿で生き生きと動いてくれました。ぜひ映画館で彼女たちの活躍を楽しんでいただきたいです」とコメントを寄せている。

 「ゆるキャン△」は、女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子を緩やかに描いている。テレビアニメ第1期が2018年1~3月、第2期が2021年1~3月に放送された。ショートアニメ「へやキャン△」が放送されたほか、福原遥さん主演の実写ドラマも人気を集めている。

 劇場版は、東京のアウトドア店で働く各務原なでしこ、名古屋の小さな出版社に就職した志摩リン、山梨の観光推進機構に勤める大垣千明、山梨の小学校教師となった犬山あおい、横浜のトリミングサロンで働く斉藤恵那が再集結し、キャンプ場を造る……というストーリー。

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