エヴァンゲリオン:「エヴァ大博覧会」 フィギュアからアパレル、車、ロンギヌスの槍まで 展示総数4000点超

「EVANGELION CROSSING EXPO -エヴァ大博覧会-」の様子
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「EVANGELION CROSSING EXPO -エヴァ大博覧会-」の様子

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの展覧会「EVANGELION CROSSING EXPO -エヴァ大博覧会-」が、7月15日~8月26日に渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール(東京都渋谷区)で開催される。開催に先がけ、14日に内覧会が開かれ、同シリーズのフィギュアやアパレルなどの数々のグッズ、2014年に限定1台で発売され話題となったスペシャルカー「セブン-イレブン限定 光岡自動車 エヴァンゲリオン オロチ」、日本刀職人の手により再現されたロンギヌスの槍(やり)などの展示がお披露目された。

ウナギノボリ

 展覧会は、1995年にテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の放送がスタートして以来、約25年にわたり人気を集める「エヴァンゲリオン」シリーズの「モノ」と「コト」が一堂に集結するイベントで、展示総数は4000点を超える。

 会場に入ると、さまざまな企業とのコラボなどで配布された150枚以上のクリアファイルが壁一面に並ぶ。フィギュアのコーナーには、1995年の「新世紀エヴァンゲリオン」の放送当時に発売されたフィギュアやプラモデル、造形作家が制作した迫力あるフィギュアなどを展示。アミューズメント施設に登場したフィギュアは、実物のクレーンゲーム機の中に飾るなど展示方法にもこだわりを感じる。

 会場には、一つの部屋を「エヴァンゲリオン」のグッズで埋め尽くしたコーナーも見られる。それほどに同シリーズのコラボは幅広く、会場にはアパレル、パチンコ、スポーツ用品、工具、食品、ガラケー、スマートフォン、ギター……とありとあらゆるジャンルの“モノ”が展示されている。東京スカイツリーや、テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」シリーズとのコラボ、新幹線とコラボした500 TYPE EVAなども写真やグッズなどと共に紹介される。

 会場でとくに目を引いたのが、「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボした1600万円のスペシャルカー「セブン-イレブン限定 光岡自動車 エヴァンゲリオン オロチ」だ。光岡自動車が保有、使用していた「オロチ ゴールドプレミアム」のデモカーをベースに「エヴァンゲリオン」のメカニックデザイナーである山下いくとさんがデザインを担当して製作され、2014年の発売当時も大きな話題となった。同展では、スペシャルカーを購入したオーナーから許可を受け、特別に展示することになったという。

 ほかにも、絵の具メーカーが綾波レイをイメージして制作したという絵の具「エヴァ アヤナミブルー」や、島根県の宍道湖(しんじこ)とコラボした「シンジ湖のシジミ汁」といった異色のコラボ商品も並ぶ。話題になったコラボ商品から、「こんなグッズまで出ているのか」と驚かされるものまで「エヴァンゲリオン」シリーズの「モノ」と「コト」が集結した「エヴァ大博覧会」。改めてエヴァの魅力を感じられるはずだ。

 7月15日~8月26日に開催。開場時間は午前11時~午後8時。料金は一般・学生が2000円、中高生が1500円、小学生が500円。

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