富野由悠季監督:「G-レコ」は「ネタバレしても面白い!」 営業論で“ガンダムジャケット”着る!?

「Gのレコンギスタ」の第4部「激闘に叫ぶ愛」の舞台あいさつに登場した富野由悠季監督
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「Gのレコンギスタ」の第4部「激闘に叫ぶ愛」の舞台あいさつに登場した富野由悠季監督

 テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ(G-レコ)」の劇場版「Gのレコンギスタ」(富野由悠季総監督)の第4部「激闘に叫ぶ愛」の舞台あいさつが7月23日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、ガンダムの生みの親の富野監督や主人公のベルリ・ゼナム役の石井マークさんら声優陣が登場した。石井さんら声優陣がネタバレを気にしながらトークしようとする中、富野監督は「僕の世代はネタバレというのがさっぱり分かりません。『G-レコ』はネタバレしても面白い!」と言い切った。

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 富野監督は「ガンダム」をイメージした派手なジャケットを着て登場。「『G-レコ』はガンダムじゃないって言っているけど、ジャケットはガンダムです。『G-レコ』の後、『ガンダム』の仕事はしなくなるだろうから、今回、着るしかない。営業論を言うと、これをくれたのがバンダイナムコ系。だから、ここで着る。大人はそういう忖度(そんたく)をするんです」と話した。

 「G-レコ」は、「機動戦士ガンダム」誕生35周年記念作品の一つとしてテレビアニメ版が2014年10月~15年3月に放送。宇宙から地球へのエネルギー源をもたらすキャピタル・タワーを守るキャピタル・ガード候補生のベルリ・ゼナムの冒険を描く。劇場版は、テレビアニメ全26話に新たなカットを追加。全5部作として上映される。8月5日に公開される劇場版第5部「死線を越えて」で完結を迎える。

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