ONE PIECE:「ダ・ヴィンチ」で特集 ルフィとシャンクスの名シーンが表紙に 第1話特別掲載

「ONE PIECE」を特集する「ダ・ヴィンチ」9月号の表紙(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE」を特集する「ダ・ヴィンチ」9月号の表紙(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)が8月6日に公開されることを受けて、8月5日発売の雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)9月号で「ONE PIECE」を特集する。原作第1話のルフィとシャンクスの名シーンが表紙を飾る。

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 同号では、“再発見”をテーマに「ONE PIECE」を30ページにわたり特集する。原作の第1話が特別掲載されるほか、「ONE PIECE FILM RED」の谷口監督、ルフィ役の田中真弓さん、シャンクス役の池田秀一さん、歌姫・ウタ役の名塚佳織さん、集英社の「ONE PIECE」の10代目担当編集でメディア担当の高野健さんのインタビューが掲載される。

 寄稿企画として、小説家の中村文則さん、バンド「OKAMOTO’S」のオカモトショウさん、ユーチューバー集団「Fischer's(フィッシャーズ)」のシルクロードさん、放送作家の鈴木おさむさん、俳優の古田新太さんなどさまざまなジャンルのクリエーターが「ONE PIECE」について語る。

 同誌の編集長は「『ONE PIECE』は地球が宇宙に誇るべきマンガ。100巻を超す大作だが、途中離脱している読者にも今こそ触れてほしかった。“再発見”のためには第1話の掲載が必要不可欠だと考え提案したが、まさか会社の違う『週刊少年ジャンプ』(集英社)編集部さんが許可をしてくださったと聞いた時は、正直驚きました」と話している。

 「ONE PIECE」メディア担当の高野さんは、「『ONE PIECE』は25年の冒険を経て、ついに最終章へと突入。今、まさに最高潮の盛り上がりを迎えています。この後は今まで積み上げてきたものを全て回収していきます。このドキドキを皆さんにジャンプ本誌で追っていただきたいです。さらにまもなく公開の『FILM RED』には、今回の表紙にもなっている赤髪のシャンクスが登場します。原作の1話を知っていれば楽しめる仕掛けになっているので、今回のダ・ヴィンチさんでの特集をきっかけに、ぜひみなさんに『ONE PIECE』を再発見、再び出会っていただきたいです」とコメントを寄せている。

 「ONE PIECE FILM RED」は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務める。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めることも話題になっている。

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