機動警察パトレイバー:「パトレイバー塾」第4回は「パトレイバー世界のハッキング」 押井守監督がVTR出演

1 / 5

 アニメなどが人気の「機動警察パトレイバー」を通じて、社会環境に関する事象をアカデミックかつ専門的に取り上げるウェブセミナー「パトレイバー塾」の第4回が8月21日に配信されることが分かった。第4回は「パトレイバー世界のハッキング」をテーマに日本アイ・ビー・エムのフューチャーデザインラボチーフプロデューサーの岸本拓磨さんが登場し、同作で描かれた近未来世界でのサイバーテロを切り口に、現実の都市インフラで起こりうるサイバー危機などを考察する。

ウナギノボリ

 特別ゲストとして押井守監督がVTR出演し、「機動警察パトレイバー the Movie」「機動警察パトレイバー 2 the Movie」のテーマの一部で、都市、東京、戦争をキーワード
にトークを繰り広げ「あの頃のテーマは戦争に耐えうる街とはどんな街か」「東京という街に読みかえてみたら何が起こるか興味があった」と語る。

 「機動警察パトレイバー」は、レイバーが実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両二課中隊(特車二課)の活躍や泉野明ら隊員の日常を描いた作品。1988~94年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)でゆうきまさみさんのマンガが連載されたほか、1989~90年にはテレビアニメも放送されたほか、押井監督が手がけた劇場版アニメも人気を集めた。「パトレイバー塾」は、都市、AI、ロボット工学、機械工学、警察機構などに関するウェブセミナーを企画する。

写真を見る全 5 枚

アニメ 最新記事