キングダム2:ノースタント! 山崎賢人のトレーニング映像が話題 アクション監督も「覚悟と努力」を絶賛

「キングダム2 遥かなる大地へ」の場面カット(C)原泰久/集英社 (C)2022映画「キングダム」製作委員会
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「キングダム2 遥かなる大地へ」の場面カット(C)原泰久/集英社 (C)2022映画「キングダム」製作委員会

 原泰久さんの人気マンガを俳優の山崎賢人さん主演で実写化した映画の続編「キングダム2 遥かなる大地へ」(佐藤信介監督、公開中)で、山崎さんのアクショントレーニング映像が、公開から約1週間で30万回以上再生されるなど話題を集めている。

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 「キングダム」は、2006年からマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原さんの人気歴史マンガ。コミックスは65巻まで刊行されており、累計発行部数は9000万部を超えている。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す信や、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描く。続編となる今作では、天下の大将軍へ夢の第一歩を踏み出した信(山崎さん)の初陣となる“蛇甘平原”の戦いが描かれる。

 「【ノースタント!!】―秘蔵映像大公開― 山崎賢人 アクショントレーニング映像」と題された2分14秒の動画は、7月29日に東宝の公式YouTubeチャンネルで公開された。腕立て伏せなどの基礎トレーニングから、太刀さばき、体さばき、跳ね起き、バック転、前転からの殺陣など、山崎さんの高い身体能力をうかがわせる内容。相手の攻撃をギリギリでかわす練習や、剣を振り回しながらの回し蹴り、ハイキック、10人以上を相手にしたスピーディーなアクションなど、徐々に高度なものになっていく見ごたえのある動画になっている。

 公開されると「かっこいいとかそういう次元じゃない」「本当に山崎賢人の見方が変わった」など、山崎さんの地道な努力と身体能力の高さを絶賛するコメントが相次ぎ、映像も30万回以上再生されている。

 アクション監督を務めた下村勇二さんは「信は刀の技術にこだわらず、躍動感ある野生的な自由な動きにしたかったので、さまざまな動きを体得してもらい、全ての攻撃に対応できる身体作りをしてもらいました」とコメント。

 また、「賢人くんは『身体能力』は高いですが『運動神経』が特別良いわけではなく決して器用でもない。だからこそ努力の人だと思います。理屈ではなく本能と感性で体現するタイプ。賢人くん自身が信と共に成長しているのを近くにいて感じました。彼が演じる『リアリティー』や『作品』にかける覚悟と努力の積み重ね。そして熱量を感じてもらえたら、また違う見方で映画を楽しめると思います」と語る。

 松橋真三プロデューサーも「ご覧の通り、山崎さんは、撮影に至るまで長い期間をアクション練習に費やしています。信は一日にして成らず。この努力は一目瞭然なので、見てもらうのが一番と思い、公開しました。役者さんは陰の努力を見せたがらない生き物ですが、ご本人にも無理言って出しています。役者を志す皆さんにも見てほしいし、何かを成し遂げようと努力している人にも見てほしい。何も言わず、行動で示す人間がいかにすごくてかっこいいか、これでわかると思います」と話している。

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