薬屋のひとりごと
第33話 先帝
3月7日(金)放送分
マンガ「アリスと蔵六」などの今井哲也さんのSFジュブナイルマンガが原作の劇場版アニメ「ぼくらのよあけ」(黒川智之監督)に声優として花澤香菜さん、細谷佳正さん、津田健次郎さんが出演することが8月8日、分かった。花澤さんは主人公・沢渡悠真の母である沢渡はるか、細谷さんは悠真の父・沢渡遼、津田さんはメインキャラクターの河合花香の父で小説家の河合義達をそれぞれ演じる。7月に公開された特報第2弾のナレーションを津田さんが担当していたことも明らかになった。
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花澤さんは沢渡はるかを演じ、「彼女の優しくて知的でさっぱりしたところがすてきなので、その雰囲気をまとえたらいいなぁと思いました。収録では、杉咲花さん演じる悠真の声を聴きながら演じられたのが本当に良かったです。母親を任されることに直前まで少しドキドキしていたのですが、等身大の純粋で元気な男の子がそこにいて、自然といとおしく感じながら会話することができました」と話している。
細谷さんは「令和になり、時代も土から風に変わったことで、『宇宙』や『地球外知的生命体』『UFO』への理解が広がりつつある今、本作を見て感じることというのは、昭和や平成の時とは全く違ったものになるのではないか?と、脚本を読んで思いました。さまざまな仮説やイマジネーションが、その時代ごとの『宇宙』についての解釈を生んでいると感じます。その中の一説である本作に、何を感じていただけるのかに、とても注目しています」とコメントを寄せている。
津田さんは「少年たちの繊細な目線を通して描かれる日常、そしてその先にある宇宙。心が動く作品になっていると思いますので、ぜひご覧ください!」とメッセージを送った。
「ぼくらのよあけ」は、2011年にマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載されたマンガ。2049年を舞台に宇宙とロボットが大好きな主人公の少年が、宇宙から来たという“未知なる存在”に出会い、極秘ミッションに挑む姿を描く。
アニメは「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで演出を担当した黒川さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手がける。「ぐらんぶる」などのゼロジーがアニメを制作する。女優の杉咲花さんが主人公の沢渡悠真、悠木碧さんが人工知能搭載の家庭用ロボット・ナナコを演じる。10月公開。
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