お笑い芸人の横澤夏子さんが、マンガ「アリスと蔵六」などの今井哲也さんのSFジュブナイルマンガが原作の劇場版アニメ「ぼくらのよあけ」(黒川智之監督、10月21日公開)に声優として出演することが分かった。横澤さんが劇場版アニメの声優に挑戦するのは初めてで、主人公・沢渡悠真と同じ団地に住む少年・岸真悟の母・みふゆを演じる。
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横澤さんは「今回劇場アニメの声優が初挑戦だったのですが、めちゃくちゃ緊張しました(笑い)。アフレコ現場に入った時、『あ~! テレビで見たことある!』と興奮……! 音響監督から『声に笑顔を乗せてください』などの演技指導をいただきましたが、言い方や言葉尻を少し変えるだけでも演技が広がるんだなと、本当に勉強になりました」とコメント。
「今回、オファーを受け、原作を読ませていただきましたが、セミの声がマンガから聞こえてくるような、夏を感じられる素敵なストーリーに感動したと同時に、子供に戻った感覚も楽しめました。また、大人としての目線で描かれている部分もあるので、きっと親子2世代で楽しめる作品だと思います! 私のせりふ、どのシーンで言っているのか、当ててくれたらうれしいです(笑い)」と話している。
「ぼくらのよあけ」は、2011年にマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載されたマンガ。2049年を舞台に宇宙とロボットが大好きな主人公の少年が、宇宙から来たという“未知なる存在”に出会い、極秘ミッションに挑む姿を描く。
アニメは「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで演出を担当した黒川さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手がける。「ぐらんぶる」などのゼロジーがアニメを制作する。女優の杉咲花さんが主人公の沢渡悠真、悠木碧さんが人工知能搭載の家庭用ロボット・ナナコを演じる。
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