並木万里菜アナ:「Mステ」卒業 4年間担当、9月23日の4時間SPがラスト タモリの言葉胸に「最後まで楽しめるよう」

「ミュージックステーション」を卒業するサブMCの並木万里菜アナウンサー=テレビ朝日提供
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「ミュージックステーション」を卒業するサブMCの並木万里菜アナウンサー=テレビ朝日提供

 テレビ朝日の並木万里菜アナウンサーが、音楽番組「ミュージックステーションMステ)」(金曜午後9時)の担当から退くことが9月2日、明らかになった。並木さんは2018年に入社し、同年10月から6代目サブMCを務めた。9月23日に放送される4時間スペシャルをもって卒業する。

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 並木アナは「今はさみしさと緊張がほどけたような気持ちの両方を感じています。自分のオンエアがあと数回しかないと思うと、それが4年間の私にとっての『金曜日』だったのでさみしい気持ちがします」と吐露。

 「一方で、私にとっては歴代の先輩方から引き継いだバトン(Mステですとマイクになるのでしょうか)をつないでいくことが使命です。ですので、今年9月をもってその役割を無事に果たせることができそうで、安堵もしています」とも明かした。

 司会のタモリさんについては「本当に懐が深く優しい方」と話し、「初めてごあいさつに伺ったとき『向上心はいらない。反省はしなくていいんだよ。』という言葉をいただきました。挫折して落ち込んでいても、すぐに立ち直る。放送を振り返って『ここで失敗したな、だから自分は今落ち込んでいるのだな』と俯瞰(ふかん)して見ることで、かえって気持ちが楽になり、打たれ強くなったように思います」とコメント。

 「生放送ならではのハプニングや全ての出来事をあるがまま受け入れて前向きに肯定することで、生放送の一瞬一瞬が輝き、明るく感じられるようになりました。タモリさんに助けられて進んできた中で、当初いただいた言葉の意味を私なりではありますが少し理解できたのかなと思っています」と語った。

 今後については「『ミュージックステーションを卒業してからがスタートだよ』とプロデューサーからかけていただいた言葉に恥じないよう、お世話になった大好きな番組に少しでも恩返しできるよう、奮励努力していきたいと思います。タモリさんの言葉を胸に、最後まで番組を楽しむことができるよう当日を迎えたいです」と話している。

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