矢田亜希子:「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」ついに最終回 「最後の最後まで見守って」

連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」に出演する女優の矢田亜希子さん(C)テレビ東京
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連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」に出演する女優の矢田亜希子さん(C)テレビ東京

 俳優の内藤剛志さんが主演を務める連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」(テレビ東京系、金曜午後8時)。2003年からスペシャルドラマが12作放送され、昨年1月期に連続ドラマが放送された人気シリーズだ。Season2の放送を記念して、「MANTANWEB」ではキャスト陣にインタビューを実施。ラストとなる第10回では、事件が起きる度に、内藤さん演じる樋口顕を追いかける野心家の新聞記者・遠藤貴子を演じる矢田亜希子さんに話を聞いた。

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 「強行犯係 樋口顕」シリーズは、本格警察小説の名手・今野敏さんの同名小説が原作。警視庁刑事部捜査1課強行犯係の警部で、“決してヒーローではない無彩色の刑事”樋口顕(内藤さん)の活躍を描く。

 Season2について、「レギュラー陣の皆さんの一体感がすごく表れているなと思う」と話した矢田さん。東洋新聞の社会部記者である貴子については、「内藤さん演じる樋口さんや、佐野史郎さん演じる氏家さんとの関係性がすごく面白くなっていて。佐野さんとも面白くやりたいね、と話をしていたんですよ」と明かす。

 7月29日放送の第3話「落穴」では、過去に記事を書いた事件に冤罪(えんざい)疑惑が生じ、記者生命の危機に陥る貴子の姿が描かれた。矢田さんは、「とっても難しかったです。ジャーナリストとしての立場もあり、被害にあわれた方のことを考えると苦しくて……」と振り返る。

 放送が終わった後も考えてしまうほどだったといい、「貴子的には辞表を出してやめようと思ったけれども、樋口さんからも『私も過去に大きな間違いを犯して、辞表を書いたことがある』と言ってもらって」と話す。樋口は、ある先輩から「逃げずに、自分の未熟さに向き合い、そして本物の刑事になれ」と怒鳴られたことによって、刑事としての自覚が生まれた、と貴子に語っていたが、矢田さんは「まだまだ青かった自分を自覚しました。貴子の第1章という感じですね」と話す。

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 ドラマには、樋口の一人娘・樋口照美役で逢沢りなさん、樋口の妻・樋口恵子役で川上麻衣子さん、強行犯係のメンバーを見守る上司、警視庁刑事部捜査1課の管理官・天童隆一役で榎木孝明さん、樋口の盟友にして、最大の理解者であり、他部署でありながらも樋口の捜査に協力する警視庁生活安全部少年事件課の警部・氏家譲役で佐野史郎さん、樋口班のメンバーとしては、若手ムードメーカーの菊池和馬役で佐野岳さん、何かと小言が多い中田裕之役で小松利昌さん、樋口班の紅一点・藤本由美役で片山萌美さん、鑑識課で樋口班がいつも頼りにしている吉崎衛役で斉藤暁さんが出演するなど、おなじみのレギュラーキャスト陣が続投。

 今作からの新キャストとして、法医学教室の准教授・御子柴隆司役で竹財輝之助さんが参加した。撮影現場では、物語の内容についてや、たわいもないことを皆で話をしていたといい、「内藤さんを筆頭に、本当に楽しい現場。その一体感が画面に表れている」と話す。

 なかでも、内藤さんは、矢田さんにとってなんでも話せる大先輩だといい、「ゲストの方も、たぶん皆さん、安心してやられているんだろうなと思います。そういう現場を内藤さんが作ってくださるので助かっています」と話す。

 今夜の放送でついに最終回を迎える。矢田さんは、「最後にはほっと希望を持てるような内容ですし、最後の最後まで見守っていただければと思います」と視聴者に向けて呼びかけた。

 金曜8時のドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」最終話「無明」は、テレビ東京系で本日金曜午後8時から放送。

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