海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の内藤剛志さんが主演を務める連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」(テレビ東京系、金曜午後8時)。2003年からスペシャルドラマが12作放送され、昨年1月期に連続ドラマが放送された人気シリーズだ。Season2の放送を記念して、「MANTANWEB」ではキャスト陣にインタビューを実施。第8回は、内藤さん演じる樋口顕の一人娘・樋口照美を演じる逢沢りなさんに話を聞いた。
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「強行犯係 樋口顕」シリーズは、本格警察小説の名手・今野敏さんの同名小説が原作。警視庁刑事部捜査1課強行犯係の警部で、“決してヒーローではない無彩色の刑事”樋口顕(内藤さん)の活躍を描く。
今作がスタートした頃に、内藤さんが「このドラマ続くといいなあ」と話していたことを覚えているという逢沢さん。「少しずつスペシャルドラマが続くようになり、昨年には連続ドラマ化され、それだけでも素晴らしいことなのに、今回は『Season2』として2年連続で帰って来られることをドラマシリーズの一員として感謝しております」と話す。
逢沢さん演じる照美は、何かと心配する父親に反発しつつも信頼を寄せていて、遠藤貴子(矢田亜希子さん)に憧れてジャーナリストになった。「自分に正直で真っすぐな女性なので、共感してもらえる部分や、前向きな一歩を後押しできるような存在として見ていただけたらうれしいです」と話す。
父とは感情がぶつかることもあるが、きっと心では尊敬しているといい、「親子の口げんかのシーンだけでなく(笑い)、こんな親子の関係いいなと思ってもらえるようなシーンもあるので、楽しみにしていただきたいです」と笑顔を見せる。
ドラマには、事件が起きる度に、樋口を追いかける野心家の新聞記者・遠藤貴子役で矢田さん、樋口の妻・樋口恵子役で川上麻衣子さん、強行犯係のメンバーを見守る上司、警視庁刑事部捜査1課の管理官・天童隆一役で榎木孝明さん、樋口の盟友にして、最大の理解者であり、他部署でありながらも樋口の捜査に協力する警視庁生活安全部少年事件課の警部・氏家譲役で佐野史郎さん、樋口班のメンバーとしては、若手ムードメーカーの菊池和馬役で佐野岳さん、何かと小言が多い中田裕之役で小松利昌さん、樋口班の紅一点・藤本由美役で片山萌美さん、鑑識課で樋口班がいつも頼りにしている吉崎衛役で斉藤暁さんが出演するなど、おなじみのレギュラーキャスト陣が続投。さらに今作からの新キャストとして、法医学教室の准教授・御子柴隆司役で竹財輝之助さんが参加している。
父親役の内藤さん、母親役の川上さんと撮影で会うことを楽しみにしているという逢沢さん。「樋口家の撮影は優しい空気が流れているように感じます。久々という感じがしなくてとても落ち着くんですよね」とにっこり。
そんな樋口家での撮影は、朝食のシーンが多いというが、「お父さんが朝食を食べようとすると事件の電話がかかってきます。いつもちゃんとした食事ができないお父さんのことが個人的に心配です(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話す。
ときには、芝居について、内藤さんに質問をすることもあるといい、「セリフの覚え方やお芝居中の立ち居振る舞いなど、細かいことまで親身になって聞いてくれます」と明かす。一方、川上さんは、可愛い猫の動画を見せてくれるといい、「本当にキュートな方で、お会いすると『元気~?』と優しく声をかけてくれます。樋口家はいつも和やかです」と話す。
最後に、視聴者に向けて「“あの近所の樋口家”みたいな感じで、視聴者の皆さんの身近なところにいる感覚で温かく見守っていただけたらうれしいです」と話した逢沢さん。「ドラマシリーズが継続できるのは、視聴者の皆さんの応援があるからです。この作品が続く限り大切にしていきたいです」と語っていた。
金曜8時のドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」は、テレビ東京系で毎週金曜午後8時から放送中。
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