ONE PIECE FILM RED:第3弾入場者プレゼント ウタの素顔に迫る「コミックス-巻4/4“UTA”-」 尾田栄一郎描き下ろしマンガ、秘蔵資料も

「ONE PIECE FILM RED」の第3弾入場者プレゼントの「『ONE PIECE』コミックス-巻4/4“UTA”-」(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM RED」の第3弾入場者プレゼントの「『ONE PIECE』コミックス-巻4/4“UTA”-」(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の第3弾入場者プレゼントとして、8月27日から「『ONE PIECE』コミックス-巻4/4“UTA”-」が配布されることが分かった。劇場版に登場する歌姫・ウタの素顔に迫る特集や、8月1日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)35号から3号連続で掲載された尾田さんの描き下ろしの“ウタマンガ”などが収録される。300万部限定。

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 配布されるコミックスは、三つのパートとウタマンガを収録したスペシャルボーナストラックで構成されており、パート1「The Scence of UTA」では、ウタの誕生日や好きなものが分かるプロフィルシートなどが掲載され、ウタが歩んだこれまでの軌跡を振り返る。音楽の島・エレジアで開催されるウタの初ライブ「NEW GENESIS」の直前レポート、ライブ会場の詳細、楽曲「新時代」の振り付けの解説も掲載される。

 パート2「尾田栄一郎 Sketch for RED」では、ウタや、ウタを知る謎の男・ゴードンのキャラクターデザインラフが収録され、キャラクターが完成するまでをたどる。尾田さんと谷口監督の打ち合わせ中に浮かんだアイデアを書き留めたメモなど秘蔵資料も掲載される。

 劇場版は、ウタが歌う主題歌「新時代」を含め全7曲の劇中楽曲が流れ、歌手のAdoさんがウタの歌唱を担当したことも話題になっている。コミックスのパート3「ウタの声、ウタの歌」には、主題歌を手がけた音楽プロデューサーの中田ヤスタカさん、劇中楽曲を提供した作曲家の澤野弘之さん、バンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」、音楽ユニット「FAKE TYPE.」、シンガー・ソングライターの秦基博さん、Vaundyさん、折坂悠太さんのコメントを掲載。ウタ役のせりふを担当した名塚佳織さん、歌唱を担当したAdoさんの対談も収録される。

 劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務めた。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めたことも話題になっている。

 8月6日の公開から10日間で興行収入が70億円を突破し、最終興行収入約68億7000万円を記録した「ONE PIECE FILM Z」(2012年)を超え、シリーズ最高の興行収入を記録した。観客動員数は500万人を突破している。

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