ONE PIECE FILM RED:歌姫ウタが「めざましライブ」で熱唱 ルフィとの思い出話も 

フジテレビのイベント「バーチャル冒険アイランド2022」のステージイベント「めざましライブ」に登場した「ONE PIECE FILM RED」のウタ(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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フジテレビのイベント「バーチャル冒険アイランド2022」のステージイベント「めざましライブ」に登場した「ONE PIECE FILM RED」のウタ(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)に登場する歌姫・ウタが、フジテレビの夏のオンラインイベント「バーチャル冒険アイランド2022」のステージイベント「めざましライブ」の最終日となる8月26日に登場し、大トリを飾った。ウタは劇場版の主題歌でもある“代表曲”「新時代」、劇中歌「私は最強」を歌い、ラストは劇中歌「風のゆくえ」を披露した。ウタが同楽曲のライブパフォーマンスを披露するのは初めて。

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 「めざましライブ」は、バーチャル空間で開催。ウタのライブが始まると、ステージ前に大勢のアバターが集まった。ウタは「みんなの前でまた歌える機会を作ってもらえて本当にうれしい」と観客に呼びかけ、1曲目に「新時代」を披露。同楽曲について「みんなのことを考えて作ったの。思いを込めた曲だから、こうしてまたみんなに聴いてもらえて本当にうれしい」と思いを語った。

 MCパートでは、ウタが「Tシャツを集めるのが好きで、いろいろなTシャツを着られる夏が大好き」「でも、配信で私服のTシャツを披露したら、賛否両論だった。もしかしてダサいのかな」とエピソードを明かした。

 続いて「私は最強」を披露し、ウタは「みんなと一体になれる感じ、本当にやみつきになる」と改めてライブをする喜びを語った。続けて「昔はよくルフィと一緒に肩を組んで歌ってたりした。肩を組むふりをして、ルフィの頭に肘を置いてやったりもしてたっけ(笑い)」と思い出を振り返った。

 最後の曲の紹介として、「私が小さいころに聴いた曲がもとになっている。昔、誰かに歌ってもらった歌を、きょうはあなたのために歌う」と宣言し、劇中歌「風のゆくえ」をパフォーマンス。最後にウタは「みんなの毎日を、私が歌う曲たちが少しでも楽しくできたらうれしいな」と歌い手としての思いを語り、ライブは幕を下ろした。

 ウタ役は、声優の名塚佳織さんと歌手のAdoさんがダブルキャストを務め、名塚さんがウタのせりふ、Adoさんがウタの歌唱パートを担当した。劇場版では、主題歌「新時代」を含め全7曲の劇中楽曲が流れる。音楽プロデューサーの中田ヤスタカさんが「新時代」を手がけたほか、作曲家の澤野弘之さん、バンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」、音楽ユニット「FAKE TYPE.」、シンガー・ソングライターの秦基博さん、折坂悠太さん、Vaundyさんといった豪華アーティストが参加した。

 劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務めた。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めたことも話題になっている。

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