劇場版ツルネ：「みんなが4年間に培ってきたもの」をギュッと凝縮　上村祐翔が語る変化

　弓道がテーマのアニメ「ツルネ -風舞高校弓道部-」の劇場版「劇場版ツルネ -はじまりの一射-」（山村卓也監督）の舞台あいさつが8月26日、丸の内ピカデリー（東京都千代田区）で開催され、主人公・鳴宮湊役の上村祐翔さんら声優陣が登場した。「テレビシリーズからの変化」が話題になると、上村さんは、県大会決勝で5人の結束が強まっていくシーンを挙げ、「（キャストの）みんなが（テレビシリーズからの）4年間に培ってきたものが、ここにギュッと凝縮されていると感じられたシーンでした」と話した。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　舞台あいさつには、滝川雅貴役の浅沼晋太郎さん、竹早静弥役の市川蒼さん、山之内遼平役の鈴木崚汰さん、如月七緒役の矢野奨吾さん、小野木海斗役の石川界人さんも登壇。テレビアニメ第2期「ツルネ -つながりの一射-」が制作され、2023年1月から放送されることも発表されており、第2期のティザーPVもお披露目された。第2期に向けて、市川さんは「女子部員の活躍を見たいです」、浅沼は「フウとの絡みがもっとほしい！」と語った。

　最後に上村さんが「皆さんの応援があって、劇場版、第2期とつながることができました。これからも『ツルネ』をたくさん愛していただきたいと思っています」とファンに感謝した。

　「ツルネ」は、綾野ことこさん作、森本ちなつさんイラストのライトノベルが原作。第7回京都アニメーション大賞小説部門の審査員特別賞に選ばれた。中学時代の出来事が原因で弓道から逃げてしまった湊が、高校で新しく出会った仲間たちと共に県大会優勝を目指す……という青春ストーリー。京都アニメーションが制作する。テレビアニメ第1期がNHK総合で2018年10月～2019年1月に放送された。