うた☆プリ:寺島拓篤&宮野真守 劇場版に「ST☆RISHの本気度を感じた」

「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」の舞台あいさつに登場した寺島拓篤さん(左)と宮野真守さん(C)UTA☆PRI-MOVIE ST PROJECT
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「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」の舞台あいさつに登場した寺島拓篤さん(左)と宮野真守さん(C)UTA☆PRI-MOVIE ST PROJECT

 人気アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE(うた☆プリ)」シリーズの新作「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」(永岡智佳監督)の舞台あいさつが9月4日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で行われ、一十木音也役の寺島拓篤さん、一ノ瀬トキヤ役の宮野真守さんが登場した。新作は、音也、トキヤらが所属するアイドルグループ「ST☆RISH」の単独ライブが描かれ、寺島さん、宮野さんは「ST☆RISHの本気度を感じた」と見どころを語った。

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 寺島さんは、劇場版でST☆RISHの単独ライブが描かれると聞いた際、「めちゃくちゃうれしかった。ST☆RISHの魅力を最大限以上に出せるのは単独。今回どんなライブ、演出が見れるのかワクワクしながら待っていた」といい、宮野さんは「発表の時はうれしかった。彼らも成長して技術的にもできることが増えたからこそ、皆様に楽しんでもらえるものっていうのが増えてきている。今このST☆RISHのよさを見せるには素晴らしい機会だと思った」と思いを語った。

 ST☆RISHのパフォーマンスについて寺島さんは「テレビスペシャルで自分のステージをどうしたいかメンバーで話をしていたことが、想像をはるかに上回る形で実現していた」と感じたという。宮野さんは「彼らの一つ一つのパフォーマンスは与えられたものではなくて、彼らが本当に一生懸命考えてチャレンジした結果がパフォーマンスに表れている」と、メンバー7人の努力や発想力について思いを伝えた。

 寺島さんはファンに向けて「本日はご搭乗いただきましてありがとうございます。一緒に成長してきたからこそ、できたのがこの映画で、これが違う人だったらもっと全然違うものになっていたと思うし、こうはならなかったと思います。だからずっと続けてこられてよかったなって、すごく思いました。これまで『うた☆プリ』を通ってきた人でも戻るとまた違う面が見えたり、見え方も変わってくると思うので、『うた☆プリ』って何回も楽しめる、それこそ人生だなって思えるような作品になっている」と話し、「皆さんの人生の彩りにこの『うた☆プリ』が入っていたらうれしいなと思います」とメッセージを送った。

 宮野さんは「(劇場版は)ライブ映画なので、ライブがメインで紡がれていく作品になっていることにドラマを感じたんです。それは、僕らがゲームから積み重ねてきた時間こそドラマで、物語で、ストーリーで、それがこの映画に詰まっているからこそ、こんなにもドラマを感じる! それはST☆RISHだからこそだなって感じました。なので、皆さんも没入してその感情をたぎらせて一緒にこのドラマを楽しんでもらえたら、歩んでもらえたらうれしいなと思っております。本日は、ありがとうございました」と思いを伝えた。

 「うた☆プリ」シリーズは、人気ゲームが原作。テレビアニメが2011~16年に全4期にわたって放送され、男性アイドルと新人作曲家の成長が描かれた。関連CDの販売枚数は500万枚を超え、2019年に公開された劇場版「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」が動員118万人、興行収入18億円を突破するなどヒットした。2021年にテレビアニメ放送開始から10周年を迎えた。

 新作は、全編ライブアニメーションで、ST☆RISHのライブが描かれる。9月2日から劇場上映されている。

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