エア・カナダ、ハート・エアロスペースから電動リージョナル旅客機「ES-30」30機を購入

ハート・エアロスペースの電気リージョナル航空機「ES-30」
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ハート・エアロスペースの電気リージョナル航空機「ES-30」

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202209307466

ウナギノボリ

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2050年のネットゼロ排出目標の達成を前進させる、電気ハイブリッド航空機の導入

バッテリー駆動航空機で、最大30人の乗客を収容

航続距離は電動モードで最大200 km、電気と燃料のハイブリッド運航の場合は400 kmまで延長可能

契約には、エア・カナダによるハート・エアロスペースへの株式投資が盛り込まれる

報道関係各位:当機のデモ動画は、こちらからご覧いただけます。

2022年9月15日、エア・カナダは、ハート・エアロスペース(スウェーデン)が開発を進める、電気ハイブリッド航空機「ES-30」30機の購入契約を発表しました。この画期的なリージョナル航空機は、バッテリー駆動のためゼロエミッションで、運用上の大幅な削減とメリットを実現します。就航開始は2028年の予定です。今回の契約に基づき、エア・カナダはハート・エアロスペースの500万米ドル分の株式を取得しました。

「エア・カナダは、気候変動対策に業界の中でも率先して取り組んでいます。ハート・エアロスペースの電気リージョナル航空機「ES-30」の導入は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという目標を一歩前進させるものになるでしょう」と、エア・カナダ社長兼CEOのマイケル・ルソーは述べています。「すでにエア・カナダは、持続可能な航空燃料や炭素捕捉など、気候変動に対する新たな技術開発を支援しています。現在は、「ES-30」の顧客そしてハート・エアロスペースの株式パートナーとして、この画期的な電動航空機技術に投資することで、当社のコミットメントを強化しています」。

「ES-30」の導入により、エア・カナダは中長期的に低排出量の運航を提供し、より持続可能なリージョナルおよびコミューター路線の運航を実現することができます。「ES-30」はギャレーと化粧室を備えており、横1-2列の座席配置で30人の乗客を収容できる予定です。エア・カナダは、「ES-30」を30機発注しています。

「エア・カナダはハート・エアロスペースにとって戦略的に重要なパートナーです。同社は、リージョナルターボプロップ機を運用した世界最大ネットワークのひとつを誇り、特に環境に配慮した運航においては、進歩的で、未来志向をしっかりと実践しています」と、ハート・エアロスペース創設者兼CEOのアンダース・フォースルンドは述べています。「ES-30なら、航空排出量を2030年よりもかなり前に削減し始めることが可能です」。

リチウムイオン電池で駆動する同機は、従来のターボプロップ航空機よりも騒音を抑制し、運用条件や信頼性に優れ、環境フットプリントが小さいという特長を備えています。また持続可能な航空燃料で駆動するジェネレーターからなるリザーブハイブリッド構成も搭載しています。最大重量搭載時、全電動モードでは200 km、ジェネレーターで電力を補充した場合は航続距離を400 kmまで延長できるほか、旅客数25人以下であれば800 kmの飛行が可能です。航空機の充電時間は30~50分で完了すると見込まれています。

エア・カナダの将来の見通しに関する記述についての注意事項

エア・カナダの公的なコミュニケーションには、適用される証券取引法の意義の範囲内において、将来の見通しに関する記述が含まれることがあります。これらの記述には、これらに限定されませんが、助言や戦略、期待、予定されている事業活動または今後の行動が含まれる場合があります。将来の見通しに関する記述は、その性質上、想定に基づいており、重要なリスクや不確実性に影響される可能性があり、特に変化する外部的事象や事業の一般不確定性が存在するため、信頼できるものではない点にご注意ください。実際の業績は、本プレスリリースおよびエア・カナダの公開ファイル(www.sedar.com)で特定された要因を含む複数の要因により、将来の見通しに関する記述に記載のものと大きく異なる場合があります。本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付におけるエア・カナダの期待を反映したものであり、かかる日付以降に変更となる可能性があります。ただし、エア・カナダは、適用される証券規制に準じる場合を除き、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、将来の見通しに関する記述の更新・修正を行う意図や義務を負うものではありません。

エア・カナダについて

エア・カナダは、カナダ最大手の航空会社で、2022年に発足25周年を迎えた世界最大の航空会社ネットワークであるスターアライアンスの創設メンバーです。エア・カナダは、カナダの51空港、アメリカの51空港、86の国際線空港をダイレクトに結ぶ、定期旅客便を運航しています。英Skytrax社の調査では国際航空会社として北米唯一の4つ星ランクを誇り、2021年には同社の北米ベスト・エアライン・スタッフ、ベスト・エアライン・スタッフ・イン・カナダ、北米ベスト・ビジネスクラス・ラウンジ、COVID-19エクセレンスを受賞しました。業界をリードするトラベルロイヤルティプログラムを通して、45社の加盟航空会社を擁する世界最大の航空ネットワークのご利用により、ポイントを獲得・交換いただけるほか、商品やホテル、レンタカーなどにもポイントを幅広くご利用いただけます。貨物部門であるエア・カナダ カーゴは、エア・カナダの旅客機および貨物専用機であるボーイング767-300型機を利用して、世界6大陸の数百もの都市に貨物運送サービスを提供しています。エア・カナダは、事業全体における温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指しています。詳しくは公式サイトaircanada.com/mediaをご覧ください。またTwitterおよびLinkedInAir Canadaをフォローするか、Facebookの公式ページをご参照ください。

ハート・エアロスペースについて

ハート・エアロスペースは、最新技術の開発に取り組むことで、持続可能な未来に向けて貢献しています。同社のミッションは、世界で最も環境にやさしく、リーズナブルで、アクセスしやすい輸送手段を生み出すことです。このミッションは、電動航空輸送がリージョナル便の新たな常識となり、業界が抱える持続可能性に関する主な課題を打破する転機となる可能性があるという見通しに基づいています。

当社の投資家には、ブレイクスルー・エネルギー・ベンチャーズ、EQTベンチャーズ、欧州投資協議会(European Investment Council)、ローワー・カーボン・キャピタル、メサ・エア・グループ、ユナイテッド航空ベンチャーズが含まれます。本社および組立施設は、サベー空港(スウェーデン、ヨーテボリ)に置かれる予定です。

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