うる星やつら:36年ぶり新作テレビアニメで“昭和感”そのまま ブラウン管テレビ、黒電話も レトロポップで「新鮮!」

「うる星やつら」の第1話「かけめぐる青春/絶体絶命」の一場面(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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「うる星やつら」の第1話「かけめぐる青春/絶体絶命」の一場面(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作となるテレビアニメの第1話「かけめぐる青春/絶体絶命」がフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で10月13日に放送された。同作はテレビアニメが1981年10月~1986年3月にも放送されており、約36年ぶりにテレビアニメ化されたことも話題になっている。昭和に描かれたマンガが原作ということもあり、畳の部屋、黒電話、ダイヤル式のブラウン管テレビなどがそのまま登場し、レトロでポップな“昭和感”を表現した。SNSでは「懐かしい」「新しい」「新鮮!」「可愛い」などとさまざまな声が上がった。

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 「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~87年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。趣味はガールハントの高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。

 新作は、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、原作のエピソードを選び抜き、全4クールでテレビアニメ化されることになった。神谷浩史さんが諸星あたる、上坂すみれさんがヒロイン・ラムを演じるほか、内田真礼さんや宮野真守さん、高木渉さん、沢城みゆきさん、花澤香菜さん、小西克幸さん、早見沙織さんら豪華声優が出演。1980年代に放送されたテレビアニメであたるを演じた古川登志夫さん、ラムを演じた平野文さんも出演。古川さんはあたるの父、平野さんはラムの母をそれぞれ演じる。

 「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作する。

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