青のオーケストラ:テレビアニメ バイオリニスト東亮汰が“天才少年”青野一の演奏担当

「青のオーケストラ」のビジュアル(左)と主人公・青野一のバイオリン演奏を担当する東亮汰さん(C)M.A/S/N,EP,NA(C)Shigeto Imura
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「青のオーケストラ」のビジュアル(左)と主人公・青野一のバイオリン演奏を担当する東亮汰さん(C)M.A/S/N,EP,NA(C)Shigeto Imura

 高校のオーケストラ部が舞台の青春マンガが原作のテレビアニメ「青のオーケストラ」で、バイオリニストの東亮汰さんが、主人公の天才バイオリン少年・青野一(あおの・はじめ)の演奏を担当することが分かった。アニメは、キャラクターたちによる数々のクラシック曲の演奏シーンが見どころになるという。

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 東さんは「今回、『主人公・青野一の演奏担当を』というお話をいただき、驚くとともに大変うれしく、ありがたく思っています。私は以前よりオーケストラや室内楽にも力を入れて取り組んでいるので、仲間とともに音楽を作っていく楽しさ、大変さなど、『青オケ』に出てくるエピソードは、『そうそう!』と思うことも多く、感情移入しながら原作を読みました。このアニメの音楽は、“自分は青野一”そう思って弾いていますので、青野の奏でる音からも青野の成長を感じ取っていただけましたら幸いです!」とコメントを寄せている。

 「青のオーケストラ」とクラシック音楽イベント「NHK音楽祭」がコラボしたミニコンサートが10月23日に渋谷ストリーム前 稲荷橋広場(東京都渋谷区)で開催されることも発表された。東さんがNHK交響楽団カルテットと共演し、「青のオーケストラ」でも演奏されるクラシックの名曲を披露する。イベントでは、アニメのPV第1弾も公開される。

 「青のオーケストラ」は、2017年から小学館のマンガサイト「裏サンデー」、マンガアプリ「マンガワン」で連載中の阿久井真さんのマンガ。高校の強豪オーケストラ部を舞台に、部員たちが切磋琢磨(せっさたくま)する姿が描かれている。とある理由でバイオリンを弾くのをやめた元・天才少年、青野一が、一人の少女と出会ったことをきっかけに再びバイオリンを弾き始めることになる。NHK・Eテレで2023年春に放送される。

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