ONE PIECE FILM RED:米国で好スタート 前作「STAMPEDE」興収対比574%

「ONE PIECE FILM RED」の第8弾入場者プレゼント「スペシャルシャンクス104巻掛け替えカバー」(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM RED」の第8弾入場者プレゼント「スペシャルシャンクス104巻掛け替えカバー」(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)が、11月3、4日に米、英、カナダ、ブラジル、スペインほか90以上の国と地域で順次公開され、米国では、3~5日の3日間で興行収入が約751万5251ドルを記録したことが分かった。米国では、最終興行収入約130万8571ドルを記録した前作「ONE PIECE STAMPEDE」(大塚隆史監督、2019年)と対比で、約574%を記録するなど、好スタートを切った。

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 同作は、8月6日に公開され、2日間で興行収入が22億5000万円、観客動員数が157万人を突破。2022年に公開された作品の初週土日2日間の動員数、興行収入で1位の記録となった。15日には、公開10日間で興行収入が70億円を突破し、最終興行収入約68億7000万円を記録した「ONE PIECE FILM Z」(長峯達也監督、2012年)を超え、シリーズ最高記録を更新した。25日には、公開20日間で興行収入が100億円を突破。9月5日には、興行収入が129億5300万円に達し、2022年に公開された作品では、映画「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)の記録を上回り、トップに躍り出たことも話題になっている。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年を迎え、全世界のコミックスの累計発行部数は5億1000万部以上を誇る。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には1000話に到達した。

 劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

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