岸辺露伴は動かない:高橋一生主演ドラマ 新作「ホットサマー・マーサ」「ジャンケン小僧」年末に2夜連続放送 ゲストは古川琴音&柊木陽太

ドラマ「岸辺露伴は動かない」第7~8話のキービジュアル(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社(C)NHK・PICS
1 / 2
ドラマ「岸辺露伴は動かない」第7~8話のキービジュアル(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社(C)NHK・PICS

 荒木飛呂彦(あらき・ひろひこ)さんの人気マンガを俳優の高橋一生さん主演で実写化するNHKのドラマ岸辺露伴は動かない」(総合)の第7、8話の放送日時、ゲストが11月9日、発表された。第7話「ホットサマー・マーサ」は12月26日午後10時、第8話「ジャンケン小僧」は翌27日午後10時に放送される。

ウナギノボリ

 第7話には女優の古川琴音さんがゲスト出演し、露伴(高橋さん)と関わるイブという女性を演じる。コロナ禍で長らく取材ができず鬱々としていた露伴は、バキンと名付けた子犬と散歩へ。神社で大きな洞のある巨木を見つけ、中に入ってみると、バキンを抱いたままうずくまってしまう。帰宅すると、何か違和感を感じる露伴。自宅ベッドには、シーツにくるまる若い女性・イブがいて……というストーリー。

 第8話には子役の柊木陽太さんがゲスト出演し、露伴ファンの少年・大柳賢を演じる。露伴が編集者の泉京香(飯豊まりえさん)と打ち合わせしていると、ファンを名乗る少年が訪ねてくる。露伴は少年を追い返すが、諦めず再び露伴のもとにやって来た。少年は、やぶから棒にジャンケンをしようと提案し、その後も露伴の行く先々に現れては、執拗(しつよう)にジャンケン勝負を挑み……と展開する。

 高橋さんは「3期目になり、当初と変わらない円熟したこの作品のチームは、原作マンガに敬意を払いながら『現実にあり得るかもしれない』と、見てくださった方々に思っていただける説得力の構築を、実写化の意義と作品作りをしてきました。引き続き、このあり得るかもしれない“奇妙な世界”をお楽しみいただけたらと思います」と語る。

 ドラマは、荒木さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社)シリーズのキャラクター・岸辺露伴を主人公としたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」(同)の実写化。人を本にして“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンス・ホラーで、2020年末に第1~3話、昨年末に第4~6話が放送された。アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」にも参加した小林靖子さんが脚本を手掛ける。

写真を見る全 2 枚

アニメ 最新記事