ザ・トラベルナース:「私からの忠告です」 “静”中井貴一、“天乃”松平健との一騎打ちに「実質の権力者?」 一転、体調に不安視も(ネタバレあり)

連続ドラマ「ザ・トラベルナース」第6話の一場面=テレビ朝日提供
1 / 1
連続ドラマ「ザ・トラベルナース」第6話の一場面=テレビ朝日提供

 岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)第6話が11月24日に放送され、スーパーナース・九鬼静(中井貴一さん)と、院長・天乃隆之介(松平健さん)の“一騎打ち”に反響の声が相次いだ。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、人気シリーズ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(同局系)などで知られる中園ミホさんが主に脚本を手掛ける。トラベルナースの歩(岡田さん)と静が、ナースを見下す医師がはびこる「天乃総合メディカルセンター」を舞台に、医療現場の改革に挑む。

 同話では、経営第一主義の院長・天乃と事務長・西千晶(浅田美代子さん)が、看護師数の削減を看護部長・愛川塔子(寺島しのぶさん)に求める。ただでさえ人手不足で、激務を強いられる看護師たち。天乃の要求に、いつもは平身低頭の塔子も激高。天乃と千晶の前で、2人の愛人関係をぶちまける。天乃は激怒し、塔子はクビに追い込まれる。

 塔子の抜けた穴は大きく、ナースステーションはピンチに。看護師たちは、天乃に直談判を行う。しかし、「ナースの代わりはいくらでもいる」という考えの天乃には全く響かず、直談判を行った看護師たちもクビの危機に。そんな中、静は「院長、このあとちょっと、顔貸していただけますか」と天乃をサシ飲みに誘う。

 赤提灯の居酒屋に着く2人。天乃が店内を見回しながら「この店、まだあったのか……」とつぶやくと、静は「手術が長引くと、夜中にお腹をすかせて来ました。天乃先生は当時から人使いが荒くて、ナースの仲間たちはよくおでんを食べながら(ここで)愚痴ってました」となじみの店のように語る。

 天乃は、そんな静の昔話の話題を変えるように「医者を医者とも思わない看護師が増えたよ」と語る。すると、静は「お言葉を返すようですが、医者とも思えない医者が増えたのかもしれませんよ。我々ナースは患者さんだけじゃなく、医師のこともよーく見ていますから」とにっこり。そして、「私からの忠告です。愛川部長の代わりはいません。あのナースたちの代わりもね。院長の代わりはいくらでもいるかもしれませんが」とにやりと笑う。天乃は何も言えず、苦々しい顔で杯を重ねた。後日、塔子や看護師たちのクビは撤回された。

 SNSでは「静さん…強い……!!」「院長どんだけ静さんに頭上がらないんだよwww」「静さん強いねぇw 実質の権力者?」「九鬼さんのこの迫力が良き」といった声が続出した。

 しかし、ラストでは胸を押さえて苦しむ静の姿も描かれ、「静さん……! 相当悪い感じなの?」「かなり苦しそう……」「九鬼さん、もう長くないのかな? 何か、さっきかなり苦しんでたけど……」といったコメントも並んでいた。

テレビ 最新記事