シャングリラ・フロンティア:小島秀夫監督が語るすごさ 「マガジン」で不二涼介と対談

「週刊少年マガジン」第4・5合併号で対談した小島秀夫監督(左)と不二涼介さん
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「週刊少年マガジン」第4・5合併号で対談した小島秀夫監督(左)と不二涼介さん

 ゲームクリエーターの小島秀夫監督、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中のマンガ「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」の作画を担当する不二涼介さんの対談が、12月28日発売の同誌第4・5合併号に掲載された。

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 小島監督が「シャングリラ・フロンティア」について「正直不思議な感覚でした。ゲームを作っている側としては、読むまではあまり入り込めないのではと思っていたんですけど、切り口が面白くて。部活でテニスなどを頑張るスポ根のような感覚を、キャラクターたちはゲームの中でやっている。それにこのマンガがすごいのは、ゲームが持つパラメーターなどのインタラクティブな要素をちゃんと扱っているので、マンガを読みながらゲームを遊んでいる感覚になれるんです。ボス戦も、ゲーム的にギミックをひもとくことで攻略法を導き出していますよね」と話すなど「ゲームとマンガのクリエーティブ」をテーマに2人が語り合った。

 「シャングリラ・フロンティア」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気の硬梨菜さんのライトノベルのコミカライズで、クソゲーを愛好するゲーマーの陽務楽郎が、プレーヤー数3000万人を誇る神ゲーの「シャングリラ・フロンティア」に挑戦する……というストーリー。不二さんがマンガを手がける。2020年7月に「週刊少年マガジン」で連載をスタートした。テレビアニメ化されることも話題になっている。コミックス最新11巻が発売中。

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