乃木坂46中村麗乃：「SHOCK」新キャストに「真摯に向き合って大切に務めたい」　主演・堂本光一は「支えようぜ！」

　アイドルグループ「乃木坂46」の中村麗乃（れの）さんが1月13日、東京都内で行われたミュージカル「Endless SHOCK」の制作発表会見に出席。人気デュオ「KinKi Kids」の堂本光一さんが作・構成・演出・主演を務める同シリーズに、新キャストとして加わることが明らかになった。中村さんは「とても緊張しております。長きにわたってたくさんの方に愛されている『SHOCK』という作品に出演させていただけることが本当に光栄ですし、この作品に真摯（しんし）に向き合って大切に務めたいと思っています」と心境を明かした。

ウナギノボリ

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　「Endless SHOCK」は、米ニューヨークのブロードウェーを舞台に、常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー・コウイチ（堂本さん）と、彼が率いるカンパニーの姿を描く。今年は4～5月に帝国劇場（東京都千代田区）で「Endless SHOCK」と、その3年後を描いたスピンオフ作品「Endless SHOCK -Eternal-」を2作同時上演する。

　中村さんが演じるのはヒロインのリカ。コウイチのカンパニーの一員で、劇場のオーナーの娘でもある。中村さんは、昨年9～10月に博多座（福岡市博多区）で上演された「Endless SHOCK」を観劇し、「お芝居だけではなくてきらびやかなショーでしたり、殺陣だったり、いろいろな要素がぎゅっと詰まっていると思いました」とコメント。

　「その中で絆や愛、見終わった後に作品からもらうパワーが大きく、明るく前向きな気持ちになったこと、心躍ってワクワクした気持ちで帰ったことを覚えています」と振り返り、「いつもと違う世界に連れて行ってくれるような『SHOCK』の世界観に心奪われて、私もこの作品の中で生きてみたいと思いました」と出演を決めた理由を語った。

　堂本さんは「リカ役は“少女”なんですよね。それが本編でも『Eternal』でも最後には一番大人に成長している。すごく（中村さんに）合っていると感じています。稽古（けいこ）に入るのが楽しみです」と期待を寄せた。

　「SHOCK」シリーズは2000年に初演され、当時の堂本さんは21歳だった。中村さんが現在21歳だと知った堂本さんは、「初演の時は生まれてないんだよね……嫌になっちゃいますよね（笑い）」と冗談交じりにコメント。

　中村さんが堂本さんに、長い間作品を続けてくることができた原動力を尋ねると、堂本さんは「ここまでできたのは来てくださるお客様がいること。それからスタッフ、キャストのことが僕は毎年大好き。それをまたできることが喜びだし、またやれるように頑張ろうとしていたらここまで来ていた。やっぱり支えてくださる人がいないと何もできない。それを感じられて、自分が生きてるなと思う。全ては周りのおかげ」と話し、「だから、（中村さんを）支えようぜ！」と共演者に語りかけていた。

　会見には人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さん、「Kis-My-Ft2」の北山宏光さん、「ふぉ～ゆ～」の越岡裕貴さんと松崎祐介さん、前田美波里さん、島田歌穂さんも出席した。